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2014.08.20 (Wed)

「博士の愛した数式」 小川洋子



博士の愛した数式 小川洋子

世界は驚きと歓びに満ちていると、博士はたった一つの数式で示したー記憶力を失った天才数学者、と私、阪神タイガースファンの10歳の息子。せつなくて、知的な至高のラブ・ストーリー。著者最高傑作。(BOOKデータベースより)

この本もごろちゃんさんが息子さんに読ませたい本の中のひとつです。
これは映画になりましたね。
しかし相変わらず映画は見てない(笑)

息子のルートがいじらしくて。
10歳なのに博士のことをすべてにおいて受け入れている。
優しい息子だー。

記憶が80分しか持たないので
今日の事、昨日の事よりも、昔の事。
自分が得意の数学。
数字。
素数。
数字だけは裏切らないので、数字の話になる。
そして数字の話は大好きなのでいつまででも話し続ける博士と
楽しく聞き続ける母子。
いい関係だ。
永遠に続くと思った関係でしたが、
なんかさみしい終わり方。
でも、博士とルート的には素敵な時間の過ごし方だったかなーと思います。
08:50  |  小川洋子  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2012.09.07 (Fri)

「人質の朗読会」 小川洋子



人質の朗読会 小川洋子

遠く隔絶された場所から、彼らの声は届いた。紙をめくる音、咳払い、慎み深い拍手で朗読会が始まる。祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは人質たちと見張り役の犯人、そして…しみじみと深く胸を打つ、小川洋子ならではの小説世界。(BOOKデータベースより)

ちょっとぶっ魂げた∑(・ω・;ノ)ノ

物語はいきなり始まる。
とある外国を旅行中の日本人旅行客が拉致され、政府の救出劇、逮捕劇が失敗され人質8人が全員殺された。

のっけからなんって衝撃なんだろう。

そして事件から2年後、テープが出てくる。
人質のみんなが何かを朗読したものらしい。
聞いてみると、人質たちが自分の中の「物語」を発表しているようだ。

ってことで、本当の意味で本が始まる。
これは人質たちが朗読した「物語」。

いやーーー。凄いね。
こういう本もあるのかと。

特殊な状況にいながらも割と皆冷静なんだけど、あまり難しい話も出来ないし・・・
他の人に聞いてもらいたいこと。伝えたいこと。話したいこと。

こんな状況でふと思い浮かぶことって普段心のどこにあるんだろう。

個人的にはどの話も好きだったけど、特にコンソメスープはいいね。
この話を朗読した人だけでなく、聞いていた人はきっとコンソメスープを飲みたくなったんだろうな。
わたしも美味しいコンソメスープ飲みたくなりました。

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06:38  |  小川洋子  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑
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