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2021.01.18 (Mon)

「バイター」 五十嵐貴久



バイター 五十嵐貴久

伊豆半島沖の大川豆島で前触れもなく発生したウイルス感染症。罹患者は人の血肉を求める凶暴な存在と化す。政府はそれを「バイター」と命名。相澤総理大臣の娘・彩香は、不運にも部活動の合宿で島を訪れていた。一人、また一人とバイターに喰い殺されていく教師や友人たち。混迷が深まる中、自衛隊と警察の混成チーム「ブラッド・セブン」が結成される。彼らに課せられた総理からの特命は「彩香の救出」だったー。「バイターは人間じゃない。奴らは死人だ。危険を感じたら、容赦なく撃て」。稀代のエンタメ作家が放つサバイバル・バトル小説!

パニックホラーです。
こういう本のラストって変な話「なんでもあり」だと思うのです。
だから、予想つかなくて。
っていうか、予想しながら読むんだけど、かなり斜め上だった(笑)

まさか・・・こうくるとはーーー!!!

笑ったけど。
「こう来たか!!」

全く予想してなくて。
予想してたのはラスト前にどんどんと起きて・・・
で、予想しなかった展開に。

ヒドイね(^^;)

総理の娘の相澤彩香が一番冷静でまともだった。
総理大臣が身勝手で、自分の娘ひとり助けるために
ブラッド・セブンを作ったりしてる中で、まぁそれを
知らないにしても冷静だったなーと。

個人的に予想を裏切ったラストだったので満足です。
五十嵐さんのホラーは面白いね。リカにしろ展開が
予想できない(・∀・)
10:04  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.10 (Mon)

「リメンバー」 五十嵐貴久



リメンバー 五十嵐貴久

バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。フリーの記者で、二十年前の「雨宮リカ事件」を調べていたという。模倣犯か、それともリカの心理が感染した!?精神鑑定を担当した立原教授の周りでは異常かつ凄惨な殺人が続発する。現場付近で目撃された長い黒髪の女は何者なのか?リカの闇が渦巻く、戦慄の第五弾!

リカが「リング」みたいになってるw

元々単発だったはずの「リカ」が時代ともに「リカの気持ちがわかる」「リカになりそうで怖い」なんていう感想がSNSにあげられたのを作家の五十嵐さんが興味深く読んだのがこの話のキッカケなんだろうな。

明らかに「リカ」なのに、犯人はフリーライターの女性で。
ただ、言ってることとやってることは「リカ」
リカはもっとやることが強烈だけどね。

リカと言ったら悪臭。
最初はそうでもなかったこの悪臭ポイントが、話が進むとともに
臭みが強烈になってきてるなぁ。

今までは「腋臭」レベルのにおいだったのに、
今回の表現は、温めた酢に腐った卵をどうのこうのって
書いてたけれど、硫黄??
硫黄プラス温めた酢??

とりあえず卵を腐らせた経験がないのでなんとも。

このシリーズはまた進むようですし、リカの消息も分かりませんが、
永遠の28歳のリカの今後、もしくは過去の話になるようです。

過去かぁ。
一体何人の人を手にかけたんだろう。
07:04  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.12.26 (Thu)

「贖い」 五十嵐貴久



贖い 五十嵐貴久

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。2日埼玉・和光。林で、中学生の少女の刺殺死体が発見された。3日愛知・名古屋。スーパーで幼児が行方不明になる。これらの事件を追う捜査員の姿を丹念に描き、事件の背景、犯人の動機を重層的に炙り出す五十嵐ミステリーの新たな金字塔。ベストセラー『誘拐』で活躍した星野警部が、新たな相棒とともに難事件に挑む

面白い本は何回読んでも面白いという見本みたいな1冊。
この本、本当に面白いんですよ。

ブログによると2015年の8月に読んでますので、
4年半ぶりに読んだわけですが、まぁ忘れてます(笑)
星野警部モノだというのはわかってて、面白かったっていうのもわかってるんだけど、
内容をほぼ忘れていたので読みました。

ら、

やっぱり面白くて。
犯人たる人物は最初から登場してまして、そこへ星野警部がたどり着くわけだけど、
そこら辺は弱いながらも、いったんたどり着いたら離さない。

すごいんですよね。そこが。

犯人だと確信してるんだけれど、物証がなくて、そこも歯がゆいところ。

別々の県で起きた事件、その3つの事件が合わさって来た日には・・・
寝食忘れて読みたいレベルでした。
08:31  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2019.10.31 (Thu)

「アンサーゲーム」 五十嵐貴久



アンサーゲーム 五十嵐貴久

大手商社に勤務している樋口毅と田崎里美は結婚式を挙げた。新婚旅行を明日に控え、幸せな一夜を過ごすはずだった…。翌朝、目を覚ますと、そこは真四角の“箱”の中。そこに、ファンファーレとともにピエロが現れ、言った。「アンサー・ゲームへようこそ!」ゲームは簡単。出された問題に、二人の答えが一致すればOK!しかも問題は、二人に関係するものばかりで、十問中、七問正解すればゲームクリアです。それではいきましょう。第一問はこちら!『あなたたちが最初に会ったのは、いつ、どこで?』閉じ込められ、極限状況で試される男と女。愛か打算か裏切りか、究極の心理ゲームが今、開幕!

これは「ホラー」です(・ω・)

私の中のホラーの認識→「伏線回収しなくても無理な設定でもOK」

ミステリーではなくて、ホラー。
結婚式当日の夜に拉致され、いつの間にか下着姿で別々の部屋に監禁された毅と里美。
変なピエロが登場して、ゲームを出される。
失敗すると罰ゲーム。
結婚したばかりの2人ですから、簡単でしょう?

さて、「二人が最初に会ったのはいつどこで?」

となるわけで。
これって正直難しいよね。
付き合う前の話かぁと私も読みながら思ってたら、
やっぱり里見と毅の「会う」という認識が違ってて
しょっぱな罰ゲームになるんだけど
そこから持ち直して正解を重ねます。

どうにか脱出したいと思う毅と、なんでこんな過去のことも知られている
のかと気味悪がる里見。

確かに知られるにしては過去すぎて、まぁそこも「ホラー」のひとつだと
思ってます。

ラストとかもね、とても納得がいかない部分も「ホラー」であるから
と、考えると「まぁホラーだしね」と納得してしまいそうに(笑)

ダンナにアンサーゲームを仕掛けてみました。
「初めてのデートはどこ?」
「ヤメテクレ」
と言われた(笑)
ちなみに私は覚えてないデス(´ω`;)ゞ
08:27  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.07.10 (Wed)

「マーダーハウス」 五十嵐貴久



マーダーハウス 五十嵐貴久

希望の大学に合格し、引っ越し先を探していた藤崎理佐は、ネットで偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つけ、暮らすことになる。そこは海外セレブの別荘のように豪華な外見、充実した設備、格安の家賃と好条件ばかり。しかも同居するのはテレビの某番組に出てきそうな美男美女だった。憧れの地で楽しい日々を送っていたが、同居人が立て続けに死亡する。不安を抱いた理佐は高校時代の同級生、高瀬弘に相談する。違和感を覚えた弘はサニーハウスを調べることにするが、そこから恐怖は一気に加速していく!予想外の結末、震撼のサイコミステリー!

これはモロ好みです。
どんぴしゃと言っていいです。

例えば、主人公がいて、主人公の元カレが登場して、きっとラストこうなるんだろうな~。
と、思ってたらまさかの・・・!!!

でした。
予想を覆されると「えぇーー!」と思いながら、負けた気持ちもあってちょっと嬉しい。

最近、マンガもよく読むようになりまして。
シェアハウスものとか鉄板なのか登場します。

私が自分自身に置き換えるとシェアハウスで生活って無理と思っていたのですが、
理佐(主人公)も自分には合わないと思ってたようで。
確かに他人と暮らすという意味ではシェアハウスは密だよなぁーと思います。
シェアハウスって実際のところプライバシーほしい人には無理だと思った。

駅からは遠い、鎌倉の一軒家。
約20畳の部屋が1人1人に割り当てられ、バストイレも部屋に完備。
地下にはシアタールームもあり、それで家賃が4万5千円。
ただし、ある条件に引っ掛かると殺されますw


05:00  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.05.10 (Fri)

「PIT 特殊心理捜査班・水無月玲」 五十嵐貴久



PIT 特殊心理捜査班・水無月玲 五十嵐貴久

ビッグデータ解析による犯罪予測システムの開発をしている蒼井俊は、連続猟奇殺人事件“V事件”の犯人を突き止めるため、プロファイラーの水無月玲率いるPITへの異動を命じられた。刑事の勘を信じ、俊に反感を抱く川名基三、玲を信奉する春野杏菜らとVを追っている最中、現職の刑事が惨殺される事件が発生してー。ノンストップ警察ミステリー!

いろんな話を書く作家さんだなといつも思います。
「リカ」みたいな現代的ホラーだったり、この間はテロの話だったし、今回は警察小説です。

しかも足で稼ぐ刑事ではなく、プロファイラー。
プロファイラーって20代くらいの時にものすごく興味あって、
本を読みまくったことがあります。
実生活には何の足しにもなってないうえ、忘れてます(--;)

ただ、そんな捜査もこの先増えていくんだろうなとは思いました。
今回も防犯カメラからコンピューターにてチェックする。
人間の目よりコンピューターのほうが信頼に足りるからだそうですが、
根本で間違っていると、いくら間違いないコンピューターでも役には立ちません。

ラストは意外な展開で。
まさかここでこうなって、この人が実は一番の悪人で。

「最初からずっと車いす(←ネタバレ)だったから、多少怪しいな。
もしかして実は立てたり(←ネタバレ)して( ̄ー ̄*)」

などと思ってたら本当で!!!
え!そうなの??
冗談半分で思ってたことが本当だったので驚きました(^-^;)

やっぱり川名みたいな足で稼ぐ刑事のほうが有能なんでしょうか。
15:12  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.04.25 (Thu)

「コヨーテの翼」 五十嵐貴久



コヨーテの翼 五十嵐貴久

2020年に開催される国際的スポーツイベント。その開会式で命を狙われたのは日本の総理大臣だった。-ある国家から日本の総理大臣の殺害を依頼されたスナイパー“コヨーテ”は、暗殺に向けて完璧な計画を練り上げる。対する警視庁は総力を結集して万全の警備態勢で迎え撃つ。リアリティ溢れる社会派サスペンス!

盛り上がりには欠けました。

淡々としてて、そういう書き方なのでしょうが、
こういう話としてはハラハラ感が欲しかった。
なんだろう。
息詰まる展開みたいなのを求めていたのですが
皆無でした(--;)>残念。

オリンピックが近くなるとこういう設定ものも多くなります。
個人的には真山仁さんの「ベイジン」がお気に入りでした。
北京オリンピック間近に中国で原子炉が云々・・・
これたまたま北京五輪開幕の2~3日前に読んだんだよね~。
読んだ後、リアルか小説か「???」となりました。
これはよかったなぁ。
ブログにはなかった。ちょっと前だったからなぁー。

その本のハラハラ感と比べてしまいました。
コヨーテの翼に関しては軽く読めるエンタメという割り切りが
あれば読みやすいと思います。
結構サクサク読めますし。

ラストのとってつけたようなコヨーテの「正体」
うーん。別のその設定はいらないんじゃ・・・???
14:07  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.04.15 (Mon)

「リハーサル」 五十嵐貴久



リハーサル 五十嵐貴久

花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。それ以来、リカの異様な付き纏いに悩まされる。一方、病院内では婦長の転落を始め陰惨な事故・事件が続発。そして、大矢の美しき婚約者・真由美が消えた。誰もいないはずの新築の病棟で、彼が対面したのは…。シリーズ史上、最も酸鼻な幕切れ。

リカ・・・(TдT)

相変わらずこえーよ。
でも、最初に「リカ」を読んで「ホラー怖い!」と震えていた私はもうシリーズ4作目まで手に取るようになりました。
「リターン」以外は持ってるしww
近頃の私は「ホラーもどんとこい!」です。

時系列的には「リカ」より手前の話。
しかし怖いな。
なんでこう、ためらいもなく殺すかなぁ。

自分の目的のために邪魔と感じると簡単に排除する。
副院長の叔父である院長をなんであんなに簡単に手なずけたのか。
まったく謎であります。

来年は「リターン」の後の話、「リメンバー」(←!?)が発売されるそうです。
あとがきによると、最初は単発予定だった「リカ」もSNSの時代になり、
「リカの気持ちが分かる」的な書き込みがあり、続編を書かれたそうです。
「リカとはわたしのことだ」と書いている人もいたとか!?
(いや・・・違うと思う。
怖さが違うっ!目を覚まして!!!)

まぁ来年まで怖いのお預けなのでホッとしてます。笑)
05:32  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2018.06.04 (Mon)

「波濤の城」 五十嵐貴久



波濤の城 五十嵐貴久

“神戸発釜山行き、豪華客船レインボー号で行く魅惑のショートクルーズ”-五日間の休暇がとれた銀座第一消防署の消防士・神谷夏美と柳雅代は、贅沢な船旅を張り込んだ。全長三百メートル、十一階建ての威容に圧倒されるも、非常設備の不備や通路の狭さなどに不安を覚える。一方、船長の山野辺は、経営難の会社から、種子島にカジノを誘致する計画の第一人者・民自党の石倉代議士を接待し、新航路を獲得するよう厳命されていた。山野辺は、支援者のために洋上で花火を打ち上げたいという石倉の希望に添うべく種子島沖へ航路を変更。だが、数時間後、異音と共に排水が逆流し船が傾斜。その上、南洋にあった巨大台風が大きく進路を変え、後方に迫り始めていた…。21世紀の『ポセイドン・アドベンチャー』、ここに誕生!


もんのすごく面白かったです。
ひたすらパニック小説なんだけど、何年か前のセウォル号を思い出しました。
まあだいたいそんな話です。

念願の休暇で船旅を選んだ夏美&上司の雅代。
なのに死にそうになる。

もうねー、そういう知識がないから船長がアナウンスで
「大丈夫。大丈夫だから呼ぶまで船室にいてねー」
と、言われるとそうしてしまう。
しかし、本当は何かあったときにすぐ行動できるデッキに
いるのが正しいらしい。
でもそうしているうちに浸水はするわ、爆発はするわ、
台風で動けないし、エンジンは止まるし。
挙句に夜!
こんなひどい状況ってあるのかと。

船長や議員の自分勝手さと、それに振り回される乗客。
そういう悪役がハッキリしている分読みやすかったかも。

しかし、こうしてみると船旅も怖いなぁー。
05:00  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.10.24 (Tue)

「SCS ストーカー犯罪対策室」 五十嵐貴久



SCS ストーカー犯罪対策室 五十嵐貴久

「おはよう。今日はどんな日になるかな?S」白井有梨が所属する新品川署ストーカー犯罪対策室SCS)に、35歳の専業主婦から相談が寄せられた。2カ月も無言電話が続いており、ついには動物の足先と『殺してやる』と印刷されたコピー用紙がポストに入れられていたというのだがー。一方、実は有梨も「S」と名乗るストーカーから、無数のメールを送りつけられ続けている。いったい誰が、何のために?

上下巻一気読みしました
(と、書いてますが渚ちゃん挟んでます)

ストーカーよ。ストーカー。
ううーん。現代人の心の闇はこうなのかと。

あまり他人に興味のない私からすると不思議な世界ではあります。
自分のプライドが引き裂かれ、そういう行動をとってしまうのかなぁー。
今っていろいろと発達しているから、スマホに変なアプリ入れられそう。

こえーーー。

最終章が「白井有梨の事件」ってことで、Sの正体もわかります。
一応想定内のSの正体で、そこのところはよかったかなと。
ここまで上下巻読んでて「あなた誰?」的な人だったらイヤだったし。

上巻でフェイドアウトしました加納がめっちゃ気持ち悪くて(笑)
こいつは・・・ひどい。うん。

一番ありそうだったのが生徒と先生。
どっちがどっちにストーカー行為を働くかっていうのは、その都度違うかもしれない
けれど、先生と生徒だよー。ありそうだー。
殺されてから犯人を捜すのではなく、未然に防ぐことの難しさったらないね。

ラスト。Sの正体がわかったー!と思ったら
なんともアメリカのドラマっぽいラストで締められてしまった(ノ∀`)
05:00  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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