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2017.02.10 (Fri)

「土の記」 高村薫



土の記 高村薫

東京の大学を出て関西の大手メーカーに就職し、奈良県は大宇陀の旧家の婿養子となった伊佐夫。特筆すべきことは何もない田舎の暮らしが、ほんとうは薄氷を踏むように脆いものであったのは、夫のせいか、妻のせいか。その妻を交通事故で失い、古希を迎えた伊佐夫は、残された棚田で黙々と米をつくる。

疲れました(笑)

読んでて「面白いっ!」とか「スッキリしたっ!」という本では決してありません。
交通事故でその後10年以上も植物状態だった妻が死に、残された老人がただただ孤独に農業をするのですが・・・

上巻の前半はもうあふれんばかりの孤独臭に耐えられなかった。
男1人でいるということはこんなにも孤独なのかと。
しかも、婿養子なのよね。この人。
で、あまり近所づきあいも得意そうでもないし、毎日田んぼと畑と・・・

あぁ~~~つらいっ!

で、下巻になったら変わるのかなと思っていたら、今度はボケてきた???
おじいさんボケた?
そんな危機感もあります。

田舎の集落での人と人とのつながりは確かにあるんだけど、
もともと老人しか住んでないような地区なもので・・・
そんな中、置き去りにされたトイプードルだけが救い。

ただただ孤独だった。
やっぱり人は1人きりでいるべきではないと痛感しました。
14:48  |  高村薫  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2015.06.16 (Tue)

「四人組がいた」 高村薫




四人組がいた 高村薫

元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さん。儲け話と、食い物に目のない老人四人組は、集会所に集まっては、日がな一日茶飲み話を。だがそこへ、事情を知ってか知らぬか、珍客がやって来てー。タヌキのアイドルに、はたまたキャベツの大行進。最後には、閻魔様まで!!現代を、冷静かつ緻密に描写しつづけてきた著者が、今の日本を、地方からユーモアを交えて軽妙かつシニカルに描き出す。奇想天外、ブラックユーモアに満ちた十二編。(BOOKデータベースより)

【目次】
四人組、怪しむ/四人組、夢を見る/四人組、豚に逢う/四人組、村史を語る/四人組、跳ねる/四人組、虎になる/四人組、大いに学習する/四人組、タニシと遊ぶ/四人組、後塵を拝す/四人組、危うし!/四人組、伝説になる/四人組、失せるー


超~~~~


面白くなかった(;´Д`)


久しぶりだ。
こんなに読んでて面白くないと思ったのは。
もしかして、ラストで落とすのかなとラストに期待したがダメだった。

苦痛だった(笑)

本当に面白くなく、高村さんのコメディは私には合わなかった。

本当に合わなかった。

この4人のジジババが行動するのだったらまだしも、
いつも同じところにいて、同じようなシチュエーションで
同じようにいつも村の外からくる訪問者(?)と話をして終わる。

元々ハードなのが売りの作家さんなので、
コメディも変に硬い。
本人がんばってるつもりなのでしょうけれど、
荻原さんとか奥泉さんに比べるとまだまだだよなーーーと思いました。

でも読み切った。
・・・疲れた。
08:50  |  高村薫  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2014.09.11 (Thu)

「冷血」 高村薫



冷血 高村薫

クリスマス前夜の「一家四人殺し」-数多の痕跡を残しながら、逃走する犯人たち。翻弄される警察組織の中で、合田がふたたび動き出す。(BOOKデータベースより)

時間がかかったー。

やっとか読み終わりました。

っていうか1冊にしても良かったんじゃないの?と思った。
長ければ長いでそれなりに面白くもあるんだけど、
上巻の途中で殺される一家ってこの人たちなのね。と思うワケです。
BOOKデータベースにも書いてるし。
しかし、その一家四人の生活を何日も何日も書いてそして・・・となり、
また犯人たちも、殺す前と逮捕されて収監されてからが何というか・・・
「ほんとに同じ人たち?」と思っちゃうくらいインテリなのよねー。

そうなのだ。
上巻と下巻での違和感。

ずばりインテリ。

小難しい本を読み漁ったり、昔の映画を簡潔に表現出来たり。

そういう人たちが、そんな場当たり的な殺しをする。
しかも30歳過ぎてるのに。

19歳20歳だったらいいってものでもないけれど、30歳過ぎてネットで
共犯者募集して、「初めまして」の相手ととんでもないことをする。

その違和感。
そして、そのインテリに引きずられる合田。
合田って照柿の時もそうだったけど、結構人に影響されやすいというか
引きずられやすい!?

照柿の時のイメージとまた違い、今回は一歩引いたところでこの事件と
関わっていた感じがしましたが・・・

そしてもう一つの違和感。
被害者遺族が出てこないなーと思っていたらその答えはラストに。
そしてタイトルの「冷血
ふーん。
ちょっと意味深かな。と思ったタイトルでした。

しかし、ようやく読み終えたー。
今はただそれだけ(笑)
13:21  |  高村薫  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)  |  EDIT  |  Top↑

2012.03.05 (Mon)

「照柿」 高村薫



照柿 高村薫

ホステス殺害事件を追う合田雄一郎は、電車飛び込み事故に遭遇、轢死した女とホームで掴み合っていた男の妻・佐野美保子に一目惚れする。だが美保子は、幼なじみの野田達夫と逢引きを続ける関係だった。葡萄のような女の瞳は、合田を嫉妬に狂わせ、野田を猜疑に悩ませる。『マークスの山』に続く合田刑事第二幕。(BOOKデータベースより)

暑苦しい本でした(。・ω・。)

しょっぱなから真夏の暑苦しさ。
真夏で汗かいて湿疹だらけの刑事や、ただでさえ暑苦しいのに工場の熱処理で働く野田。

そして通常マイナス気温の今読んでいるあたし。
妙に暑い感覚が湧きでないな~。と思った上巻。

これって面白くなるの?と思って下巻に入ったら今度は止まらなくなった!
面白いっていうよりは止まらなくなったんだよな~。
ぐいぐいと追いかけられるような追いつめられるような緊迫感とともに読んでました。

で、他の人のレビューにもあったように佐野美保子ってそんなにイイ女??(。・ω・。)ゞ
そこがね~よく分からん。
合田さんとなんて他の人らが言う通り、人生でほんの数分なんだよね。
そして、川嶋さんだっけ?
あの人の内情を調べたりとかしてたけど・・・

それだけ?

何か爆弾(?)でも仕掛けるのかと思ってウキウキ待ってたのに。

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08:54  |  高村薫  |  トラックバック(1)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑
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