2017年03月 / 02月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫03月

2014.10.15 (Wed)

「あなたの人生片づけます」 垣谷美雨



あなたの人生片づけます 垣谷美雨

結婚適齢期を過ぎた独身OL、連れ合いに先立たれた老人や資産家女性、一部屋だけ片づいた部屋がある主婦…。『部屋を片づけられない人間は、心に問題がある』と考えている片づけ屋・大庭十萬里は、原因を探りながら手助けをしていく。この本を読んだら、きっとあなたも部屋を片づけたくなる!

【目次】
清算/木魚堂/豪商の館/きれいすぎる部屋


安東英子さんを思い出しました。
安東さんのブログ→「安東英子の素敵な暮らしの扉

しかし、大庭十萬里サンが片づけるのではなく、その人の問題が何かを気付かせる人のようです。
そこが解決すると物に依存する生活が消える。
そうすると物に執着する心がなくなる。
そういうことです。

この作家さんにありがちな「出来すぎじゃない?」感は消えませんが
それでも、部屋が片付いていくきっかけになる気持ちの切り替えが
分かるのは読んでても楽しい。

個人的にシャレにならないのは「豪商の館」
あーー。私の母がそういうタイプだー。
「まだ着れる」「まだ使える」
と、言ってなかなか捨ててくれません(TωT。)

「絶対着ない」「絶対使わない」
と、言っても無理なのよねー。

そんな母にこの1冊を勧めたいと思います(笑)
06:41  |  垣谷美雨  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.07.24 (Thu)

「子育てはもう卒業します」 垣谷美雨



子育てはもう卒業します 垣谷美雨

就職、結婚、出産、子育て、嫁姑、実家との確執、職場復帰…故郷を離れた18歳から40年、3人は悩みを語り合ってきた。時には口に出せない痛みを抱えながらー(BOOKデータベースより)

わたしよりはちょーっと上の世代の話。
親のエゴとプライドと見栄とねー。
いろいろとありながらも、この3人は結局のところ幸せだったんじゃないかと思いますが。
嫁・姑のほかに小姑が2人もいる淳子・・・
キツい・・・

しかし、読んでてこの子可哀想だなーと思ったのが龍男。
親や舅のエゴなんだかプライドなんだか知らないけれど、
学力もないのにコネで上の学校に入り、コネで就職して、
そして仕事が出来ない。
何というか・・・そうか。コネで入るとそういうことなのかー。

気の毒になりました。

そして変わり者の次男。
いや、変わり者じゃないんだろうねー。
個性豊かな男の子だったんだ。
個性ありすぎて笑ってしまいましたが。

でもこの本を読んでいると親はなくても子は育つ。
いや、親がいないと困るんだろうけれど。
でも、親の敷いたレール。なんじゃそりゃ。
の世界でした。

この本に出てた4人の子供。
この就職難の時代に、どの子もみんな素晴らしく育ってました。
08:26  |  垣谷美雨  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2012.04.23 (Mon)

「七十歳死亡法案、可決」 垣谷美雨



七十歳死亡法案、可決 垣谷美雨

2020年、高齢者が国民の3割を超え、社会保障費は過去最高を更新。破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法」を強行採決する。2年後に施行を控え、宝田東洋子(55)は「やっと自由になれる」と喜びを感じながらも、自らの人生の残り時間に焦燥感を隠せずにいた。我侭放題の義母(84)の介護に追われた15年間、懸命に家族に尽くしてきた。なのに妻任せの能天気な夫(58)、働かない引きこもりの息子(29)、実家に寄りつかない娘(30)とみな勝手ばかり。「家族なんてろくなもんじゃない」、東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて…。すぐそこに迫る現実を生々しく描く。注目作家、渾身の書き下ろし小説。(BOOKデータベースより)

この法案には賛成です(・∀・)

「酷い」言うな(笑)

でもね~、他人事に思えないのですよ。
本当に。
わが事に当てはめたり、友人の家の事情に当てはめたり。

我が家はまだ1人でトイレにもいけるし歩けるのであたしもこうして会社に行けたりするのですが、実際のところ姑がこの本のお姑みたいになったらあたしの人生終わりだと常々思います。

で、先の見えない介護に疲弊しながら
「いつ死ぬんだろう?」
と、姑の死を待つだけの人になりたくないわけ。
そして、この本のご主人さんは本当に自分のことばかりで、
「俺が家にいたって何も出来ないんだから仕方ないだろう」
なんて言って、大学時代の友人と世界一周に行っちゃう(--;)
うちのダンナは大学の友人とではなく、あたしと行きたがるが、「姑はどうするんだ?」と言えば、

「俺たちには今しかないんだっ!!」

と、あたしの左手首を掴んで言います(映画「TIME」の影響 笑)

確かに「2年後施行しちゃうね~」なんて言われると68歳以上の人は反対すると思う。
そりゃそうだ。
いきなり自分の寿命が決まっちゃうわけだから。
しかし、毎日のようにご隠居(わが社の前社長)から人口問題を言われるとこの高齢化社会というのは本当に厳しいものだと把握しているわけです。
ご隠居は自分でグラフに書き、「こうだこうだ」と3日に1回くらいは説明します。

・・・もう暗記しているんです(--;)

ってことで、本の話に戻りますが、東洋子があまりにもバラバラで勝手な家族に愛想を尽かして家出をしようかともくろむ。
もう、読みながら

「ユー、家出しちゃいなよ(・∀・σ)σ」

と、けしかけるあたし(笑)

実際ここまで上手く転がるはずはないんだけど、楽しく読みました。
願わくば馬飼野総理とまではいかないけれど、そのくらいの力のある総理大臣を求む(-人-)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ    
ランキング参加中です。押していただけると励みになります

09:00  |  垣谷美雨  |  トラックバック(0)  |  コメント(10)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP |