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2017.03.22 (Wed)

「希望荘」 宮部みゆき



希望荘 宮部みゆき

家族と仕事を失った杉村三郎は、東京都北区に私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた!?(表題作「希望荘」)。「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」…私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む!!

【目次】
聖域/希望荘/砂男/二重身(ドッペルゲンガー)


杉村三郎シリーズですが、前作で離婚してそしてようやくこのシリーズが始まるという・・・
それを知ったとき「はい?」と驚いたものですが、でも面白かった。
砂男と二重身が好みかも。

ちょうど時期的に震災が重なっているようで、物語にもそれがちりばめられてました。
震災をテーマに書く作家さんがいましたが、
宮部さんの使いかたはちょっと違った。
なんというか・・・作家さんもいろいろだなと思いました。

それを上手くと言っちゃ語弊があるかもしれませんが、
利用しているなーとは正直思いましたね。
こういう話の持っていきかたがあるのか。

今でも桃子(娘)と毎日スカイプで話をしている・・・
まだ娘とつながってるんだー。
離婚してもそこはつながっている・・・
甘いわね。
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2015.10.13 (Tue)

「過ぎ去りし王国の城」 宮部みゆき



過ぎ去りし王国の城 宮部みゆき

早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことからヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友だちの少ない真は、同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、パクさんという大人と出会い、塔の中にひとりの少女が閉じこめられていることを発見する。それが十年前のとある失踪事件に関連していることを知った三人は、ある計画を立てる…。「今」を引き受けて必死に生きるすべての人へー心にしみこむ祈りの物語。(BOOKデータベースより)

うん。微妙(・∀・)

こっちは地味な男子と地味な女子の話。
銀行に貼ってる絵があまりにも気になり盗んで無断拝借してきた真。
その絵の中に入り込めると分かった真はクラスで一番絵の上手な城田という女子に近づいてその絵の中に入り込もうとするんだけど。

苦手ファンタジー。
特に苦手な宮部さんのファンタジーでしたが現実が隣にいるので読みやすかったです。

ラストが気に入らないのですが。
もう少しスッキリした感じで終わらせてほしかった。
イヤなクラスメイトがいるんだけど、いじめっこのカップル。
こいつらがもう少し・・・と思ったりした。
伊坂さんったら確実に懲らしめるだろーと思うんだけど
後味の悪さを残すのが宮部さんの小説でもあるのかなと思いました。
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2015.07.22 (Wed)

「悲嘆の門」 宮部みゆき



悲嘆の門 宮部みゆき

ネットに溢れる殺人者の噂を追う大学一年生・孝太郎。“動くガーゴイル像”の謎に憑かれる元刑事・都築。人の心に渇望が満ちる時、姿を現すものは?宮部みゆきの物語世界、さらなる高みへ!(BOOKデータベースより)

やっぱりファンタジーは苦手ということで(笑)
っていうか、たぶんファンタジーと一緒くたに言っても、宮部さんのが苦手なんだー。
そうだー。
きっとそうだー。

読書メーターでも「宮部さんのファンタジーは苦手」と書いている人が結構多い。
私だけではないのだ。
私はそれでも一気に読んだ。
(途中部屋をうろうろはしたけど)
読メのみなさん、途中で眠くなったとか書いてたし(笑)

ってことで、「英雄の書」の続編というか、
舞台が英雄の書と少し絡んでいるというか。
まぁ「英雄の書」は全部読みましたけどね( ̄ω ̄*)

ファンタジーといっても全部ファンタジーじゃなくて、
普通に現実で生きている人間もいるのです。
その中でガーゴイル像みたいな鳥(しかも女性)が登場してとか
なんとかかんとか。
謎過ぎて思考回路がパンクするところだった。

でも全部読み切ったからいいや。
それだけで満足。
それだけで達成感。

ラストもそこそこ上手くまとめたのではないかな。
マナちゃんがとても可愛かったのですが、
もう少し重要な役どころでもよかったのではないかと思います。
08:44  |  宮部みゆき  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.03.03 (Tue)

「荒神」 宮部みゆき



荒神 宮部みゆき

時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。隣り合う二藩の因縁、奇異な風土病を巡る騒動…不穏さをはらむこの土地に“怪物”は現れた。仁谷擁する香山藩では病みついた小姓・直弥や少年・蓑吉らが、香山と反目する永津野藩では専横な藩主側近の弾正や心優しきその妹・朱音らが山での凶事に巻き込まれていく。恐るべき怪物の正体とは?交錯する北の人々はそれぞれの力を結集し、“災い”に立ち向かう!(BOOKデータベースより)

まっさらな時代物というワケではなく、そこに「怪物」が登場する。
そんな分厚い本でございました(・ω・)

なかなか物語に入り込めなくて、半分くらいまでいったらようやく面白くなりました。
この厚い本で半分まで・・・
結構辛かったー。
でも、後半はなかなか読みごたえがありました。

どうつながるんだろう。と思ったそれぞれの登場人物が一つの解決に向かい
そろっていくというのが面白かった。

ラストはなんか残念という気持ちとさみしいという気持ちがあって、
ちょっと微妙な感じではあるんだけど、でも、そんな中でも先が見えるような
いい終わり方ではあったと思います。

今まで時代物の宮部作品にあった江戸っ子の人情みたいな感じではなかったです。
まぁ舞台も江戸ではなかったから。
そういう所も宮部さんの中で区別したのかな。
07:08  |  宮部みゆき  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.04.15 (Tue)

「桜ほうさら」 宮部みゆき



桜ほうさら 宮部みゆき

父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。(BOOKデータベースより)

【目次】
富勘長屋/三八野愛郷録/拐かし/桜ほうさら


やっぱり宮部さんの書く時代小説は面白いんですよねー。
ただ、どの時代小説も厚くて(^^;)
読み始めるのに躊躇してしまうのですが、
読みだすとこれがまた止まらない。

今回は更にミステリーテイストでもあるので、更に面白さが倍増しました。
悪意ある人が多々登場するのでなかなか読みごたえあります。
いい人だけ登場する本が正直あまり好きではないので、
ここまで単純な悪人(拐かしに登場する某さんとか)が出ると逆に気持ちがいいです。
はい。

そして、「つた」のようなユニークな登場人物がいるとまた楽しい。
太一も可愛いし、読んでてにんまりしちゃいます。

で、笙之介のお父さんの話になると心が苦しくなります。
父の周りにも分かりやすい悪人がいたりして。
そこら辺が宮部作品の面白いところとなります。

この終わり方は続くかもしれないし、このまま終わるかもしれない。
そんな終わり方。
ちょっと「ペテロの葬列」チックだなーとは思ったのですけどね。
まぁそれもまたよろしいかと。
08:16  |  宮部みゆき  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.01.19 (Sat)

「ソロモンの偽証 第3部法廷」 宮部みゆき



ソロモンの偽証 第三部法廷 宮部みゆき

事件の封印が次々と解かれていく。私たちは真実に一歩ずつ近づいているはずだ。けれど、何かがおかしい。とんでもないところへ誘き寄せられているのではないか。もしかしたら、この裁判は最初から全て、仕組まれていたー?一方、陪審員たちの間では、ある人物への不信感が募っていた。そして、最終日。最後の証人を召喚した時、私たちの法廷の、骨組みそのものが瓦解した。(BOOKデータベースより)

眠いっ!

1日で読み切りました。
ちょうどダンナが(仕事で)お留守で私自身も裁判の行方が気になって(笑)

なんちゃって判事とか検事とか弁護人なんだけどみんな頑張ってました。
無責任にならないように一生懸命に。
陪審員の9人の頑張りに敬意を表したいです(^^)
一番好きなのは廷吏だけどね~。
ヤマシンという生徒がいいのですよ。
中学生とは思えない落ち着きっぷり。
彼がそばにいるだけできっとみんな落ち着くのではないかと思います。

第二部で「ボク胡散臭いんですよ。うふっ」という空気を出していた和彦でしたが、
やっぱり的な所で絡んできました。
「やっぱりお前か!」と思ったものの、物語はそこから深いところへ。
野田くんの反対尋問で述べた「推測」がきっと事実だろうな。
柏木くんはそういう男だったようなので。
なんだかんだで中学2年生なんだよね。
「裁判」というくくりで考えるとそんなに驚くような判決ではなかったけど、
そこにかかわる生徒たちの苦悩とか友情(っていう言い方でいいのか)などが面白く、
グッタリ疲れましたけど、読み応えのある物語でした。

泣き虫なわたしでしたが、この本3冊中殆ど泣きませんでした(笑)
面白かったけど、感動はしなかったです(^^;)

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2013.01.18 (Fri)

「ソロモンの偽証 第2部決意」 宮部みゆき



ソロモンの偽証 第二部決意 宮部みゆき

騒動の渦中にいるくせに僕たちは何も知ろうといなかった。けど、彼女は起ちあがった。校舎を覆う悪意を拭い去ろう。裁判でしか真実は見えてこない!彼女の覚悟は僕たちを揺さぶり、学校側の壁が崩れ始めた…気がつけば、走り出していた。不安と圧力の中、教師を敵に回してー他校から名乗りを上げた弁護人。その手捌きに僕たちは戦慄した。彼は史上最強の中学生か、それともダビデの使徒かー。開廷の迫る中で浮上した第三の影、そしてまたしても犠牲者が…僕たちはこの裁判を守れるのか!?(BOOKデータベースより)

面白い!(・∀・)

面白いんだけど・・・

まだ?(笑)

そんな気持ちもあります。
あと700ページか~。
先は長い。

学校内裁判をやることになった、元2年A組の面々でしたが、弁護側につく予定だった涼子が検事側。
そして、海の者か山の者か分からない他校の生徒が弁護側。

そんな他校の生徒、和彦って何者??
それが第三部で分かりそう。
この2冊目で胡散臭さをフルに発揮している感じがします。
「ボク、胡散臭いでしょ~」
という臭いをまき散らす男、和彦。

やることが中学生っぽくないなと思うのです。
最初は高校生という設定だったら良かったのにとも思ったんだけど、
「親」というものに縛り付けられる生徒という事を考えると
やっぱり中学生という設定で無難なのかな。

どの子も親の影響モロ受けてますし、
親のエゴに振り回される生徒多すぎ~。
しかし・・・どうなるんだろう??
凄く気になります。
このまま続けて読みます。
読み終わったらグッタリしていること間違いない(笑)

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2013.01.12 (Sat)

「ソロモンの偽証 第1部事件」 宮部みゆき 



ソロモンの偽証 事件 宮部みゆき

クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。彼の死を悼む声は小さかった。けど、噂は強力で、気がつけばあたしたちみんな、それに加担していた。そして、その悪意ある風評は、目撃者を名乗る、匿名の告発状を産み落としたー。新たな殺人計画。マスコミの過剰な報道。狂おしい嫉妬による異常行動。そして犠牲者が一人、また一人。学校は汚された。ことごとく無力な大人たちにはもう、任せておけない。学校に仕掛けられた史上最強のミステリー。(BOOKデータベースより)

読んだぞーーー!!!(・∀・)

すっかり42.195キロを完走した気分ですが、まだ3冊中の1冊を読んだだけ(笑)
タイトル通り「事件」でして、いろいろな事件が2年A組を襲います。
大人びた感じがしますが、まだ中学生。

しかし・・・柏木、なんか腹立つかも。
まだ1990年代とはいえ、子供が憎らしい時代のようで・・・
いろいろと先生も大変でございます。

見えない悪意のある人物。
センセの隣の住人とか、三宅樹里とか、表面立って見えない悪人が多く・・・

面白いです(〃ω〃)

うーむ。こうしてみるとロクでもない悪人は女性ばかりか(^^;)
厚いんだけど、読むのも確かに時間はかかったんだけど
決してわかりづらい事もなく、厚さの割には登場人物もそれほど多くなかったので
混乱することがなかったです。

しかし、相変わらず宮部作品の刑事の子供(今回は涼子)はとても物わかりがよいです。
これはややパターンとなってますです。

さて、3連休中にもう1冊くらいは読みましょう♪
次はなんだっけ・・・「決意」です。

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2011.07.27 (Wed)

「チヨ子」 宮部みゆき



チヨ子 宮部みゆき

五年前に使われたきりであちこち古びてしまったピンクのウサギの着ぐるみ。大学生の「わたし」がアルバイトでそれをかぶって中から外を覗くと、周囲の人はぬいぐるみやロボットに変わりー(「チヨ子」)。表題作を含め、超常現象を題材にした珠玉のホラー&ファンタジー五編を収録。個人短編集に未収録の傑作ばかりを選りすぐり、いきなり文庫化した贅沢な一冊(BOOKデータベースより)

【目次】
雪娘/オモチャ/チヨ子/いしまくら/聖痕


5作からなる短編集。

それぞれの人の好みがあるかもしれませんが、あたしは個人的に「オモチャ」が好きでした。
「雪娘」も結構好きだけど。
この2つに見えるのは分かりやすい「悪意」かな。

ちょうど今、我が家でとっている新聞の新聞小説が宮部さんなのです。
1日すこーーーしずつしか進まない新聞小説にイライラしていたのでちょうど良かったです(笑)

聖痕が結構、高評価みたい。
「英雄の書」に繋がりそうとか言われてます。
だからあたし苦手なのか?(笑)
いえいえ、そんなことはありません。
ただ、分かりやすい悪意の方が好きなんです(^^)

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2011.05.29 (Sun)

「小暮写眞館」 宮部みゆき



小暮写眞館 宮部みゆき

もう会えないなんて言うなよ。あなたは思い出す。どれだけ小説を求めていたか。ようこそ、小暮写眞館へ。3年ぶり現代エンターテインメント。(BOOKデータベースより)

【目次】
小暮写眞館/世界の縁側/カモメの名前/鉄路の春


なんか想像していたのと違っていたので嬉しい驚きでした(´∀`)
最初は心霊探偵ならぬ、心霊写真探偵の話か?
と、思ったのですが、家族の絆ストーリーでした。

厚かったけどね(^-^;)

厚かったけど読み応えありました。
女子的気持ちとしては、垣本順子のどこがいいんだろうと思うのですが、世の中にはいろいろな好みの人がいるんだなと。
英一の好みはマニアとしかいいようがありません。

宮部さんの小説では本当に素直な男の子が登場します。
男の子と男の子の親友。
両方ともよく出来た男の子コンビ。
この小説もまたそんな感じでした。

心霊写真に対して頑張って真相を探そうとしている間は気づかなかったけれど、いつでも4歳にして亡くなった妹、風子の影はあったのね。
それがラストの「鉄路の春」にて爆発しました。

ラストほんわか泣けました。
垣本順子のことではなく、ピカちゃんの思いつめた上での行動。
あーーここまで切羽詰っていたのかと。
頭のいい子ってSOSの出し方って分からないんだろうなと。

垣本順子も含め、いい人ばかりが登場した厚い1冊の本でした(^^)

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