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2014.10.20 (Mon)

「ランチタイムは死神と」 柴田よしき



ランチタイムは死神と 柴田よしき

わたしは死神。人が死ぬ時に魂を死後の世界、黄泉の国へと連れて行くのが仕事です。今、わたしがここにいるのは、あなたか、あなたのそばにいる誰かが、もうじき死ぬからなんですよ…。憧れの男性の婚約者が死ぬという妄想に囚われてしまったOL多美。窓際族の総務部主任島野に悩みを打ち明けると、存在感の薄い中年男は、奇妙なことを言い出したー。感涙の不思議ミステリー。(BOOKデータベースより)

どうしても先に伊坂作品を読んでしまうと伊坂作品を思い出します。
先に読まれたもん勝ちかと。
逆パターンもありますよね。きっと。
こちらを先に読んでから伊坂作品を読むと「むむむっ?」と。

まぁそんな1冊。

でも、登場する女性が結構しょーもない事で悩んでたので
リアリティがあったようななかったような。
この年代の女性ってみんなこういう感じなんですよね。
いい言い方をすればとてもかわいらしいです。

自分の好きな人が婚約したからって、婚約相手の女性の死を
リアルに想像してしまう。
そして、想像してしまう自分は異常じゃないかと思う。
こういうのは何というか、あるような気がしますけどねー。

こういう具体性と「死神」という思いっきり非現実性が混じると
なんか面白いかも。

若い時しか出来ない苦悩とかそういうのがあると思うのだ。

ただ、母親のおにぎりが食べたくなったという主人公に
めっちゃ共感しました。
母親の作ったおにぎりってなんでこうも美味しいんだろうと。
きっと子供の頃の味だから洗脳されたんだわ。きっと(笑)
13:50  |  柴田よしき  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)  |  EDIT  |  Top↑

2014.06.12 (Thu)

「小袖日記」 柴田よしき



小袖日記 柴田よしき

不倫に破れて自暴自棄になっていたあたしは、平安時代にタイムスリップし、『源氏物語』を執筆中の香子さまの片腕として働くことに…。平安の世も、現代も、女は哀しくて強い-。「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」をめぐる物語。(BOOKデータベースより)

設定がなんかとんでもない(笑)↑

「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」という源氏物語の中では王道ともいえる帖を取り上げてます。
しかし・・・実は現代病に悩まされていた女性たちというのもなんかねー。
例えば、末摘花はアトピーで鼻が赤くなっていたとかって・・・。
夢も浪漫もない(笑)

実際本当の平安時代は・・・という「平安時代豆知識」なんかも書かれててそこらは結構勉強になりましたが、「お話」はあくまでも「お話」であってほしいという私からするとちょっと微妙。
同じ源氏物語を扱っている森谷明子さんの本とどうしても比べてしまうのよねー。
そこが自分として残念。

そして主人公の妙に現代人的なところ(って、現代からタイムスリップしてるから仕方ないんだけど ^^;)がいちいち鼻につきました。
まぁラストはうまくまとまったかな。

葵の上が大好きな私としては、「葵」が取り上げられていたのは嬉しかったけれど、
あと「朧月夜」と「玉鬘」が欲しかった…(欲張り)
しかし、柴田さん(作者)からすると明石ってってそういう見方になるのね。
ちょっと驚いた。
08:54  |  柴田よしき  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.11.12 (Tue)

「猫は密室でジャンプする」 柴田よしき



猫は密室でジャンプする 柴田よしき

名前・正太郎(雄猫)、毛色・八割黒に二割白(長めの毛足)、飼い主・桜川ひとみ(ミステリー作家)、住まい・琵琶湖近郊、友犬・サスケ(チャウチャウ系の雑種)、特技・推理ー。飼い主を“同居人”と呼び、明快な推理で事件を解決してしまう正太郎。謎解きには、こだわりや、仕掛け、いたずらが満載。猫好き、ミステリー好き絶対満足。猫探偵の六つの事件簿。(BOOKデータベースより)

【目次】
愛するSへの鎮魂歌/正太郎とグルメな午後の事件/光る爪/正太郎と花柄死紋の冒険/ジングルベル/正太郎と田舎の事件


予想以上に面白かったです。
こんなに面白いとは・・・思わなかった・・・。
なんか1冊目なのにもかかわらず話が分からんなーと思ったら
どうも、先に角川から出てたシリーズで光文社にお引越ししたのか?

飼い主のひとみが想像以上にとぼけてて笑えます。
全く知らないで最初に読んだ「愛するSへの鎮魂歌」。
なんか、ひとみが心配で心配で・・・と思っていたのですが、
慣れた読者さんには全く余計な心配だったようで(笑)

名前が「正太郎」なのに時に「クロ」とか「タマ」とか飼い主に呼ばれる猫(爆)
猫視点と人視点の物語がありまして、なのでどういう設定でも話ができるなーと
思った次第です。
猫が活躍するんだけど、それほど子供向けではないというか、
子供を対象としてないところが気に入りました(´∀`)
10:56  |  柴田よしき  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2013.05.23 (Thu)

「RIKO 女神の永遠」 柴田よしき



RIKO女神の永遠 柴田よしき

男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて―。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。第十五回横溝正史賞受賞作。(BOOKデータベースより)

はじめましての作家さんです(。・ω・)ノ゙
緑子がなんっていうか・・・こう・・見境がないというか・・・こう・・・
男と寝すぎっていうか・・・。
妊娠して「マジ誰の子か分からないですけどーー」ということってあるか?

姫川玲子っぽいところもあるけど、最初にイメージしたのが村野ミロ。
危うさは姫川よりミロっぽいな~。

それにしても警察云々っていうより、男ってこんなん??
みんなこんなん???
まぁ緑子と一緒に働いている新宿のメンバーは老いも若きもいい人ばかりなので安心しました。
私からしたら安藤も義久もだーーい嫌いなんだけどな。
慎二らぶ!゚+.゚(´▽`人)゚+.゚
ここら辺が私と緑子が相容れないところかと思いました。

事件どうのよりも、人間関係というかあまりにも危うい緑子が気になって仕方ない1冊でした。
シリーズもののようなので、今後緑子がどう変わっていくのか、もしくは変わらないで相変わらずなのか・・・気になるところです。

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08:06  |  柴田よしき  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑
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