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2020.08.27 (Thu)

「白鯨 Moby-Dick」 夢枕獏

0826-01.png

夢枕獏さんの新聞小説「白鯨 Moby-Dick」が8月26日最終話を飾りました。

ラストマジで焦った。
老人の世迷言として終わらせるのかと思い、ひやひやしましたが、
結末としてそうならなくてよかったと心から安堵してます。

それだったら救われないもん。

死が見えてきたジョン万次郎が知人を呼び、
自分が昔経験したことを話すことから始まったこの小説。

無知なわたしは、実は本家「白鯨」を知らなくて。
だけど、1年以上も新聞小説やってると、偶然なのか必然なのか
本家「白鯨」を知るわけです。
そこで、「あぁ、これは”白鯨”の物語の中にジョン万次郎が入り込んだ
という話なのか」と、200話くらいで気づいた(笑)

420話以上あったから、1年以上かかりました。

しかし・・・ラスト焦ったーーー。
本当に老人の世迷言で済ませるなら私の1年以上を返せ!と、
思ったのです。そうならなくてほっとしてます。

27日から宮部みゆきさんの時代小説です。
シリーズもの。
1冊だけ読んだことあるなぁ。
宮部さんの時代物、面白くて好きですが、いつも厚いので
なかなか手に取ってなくこの機会に読み直したい。
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2019.04.10 (Wed)

「ははのれんあい」 窪美澄

ははのれんあい

窪美澄さんの新聞小説「ははのれんあい」が4月9日に終了しました。

朝刊の新聞小説というのもあってか、まぁハッキリ言って
毒にも薬にもならない話でした(--;)

ふがいない僕は空を見た」がものすごく面白くて攻撃的な話だったので、どうしてもそこを求めてしまう。
朝の新聞には求められないだろうけれど。

そういうのを顧みると、この主人公(でいいのかな?)の智晴(チハル)は優しすぎるというか、守りに入りすぎているのか。
彩菜との関係も「本当に好きなのかなぁ」と思うんだよね。
女つくって逃げた夫と同じ町で暮らす母と自分たち子ども。

ヘビーな家庭環境と思いながらも、そういう風に感じないっていうのが今どきの新聞小説なのかどうなのか。

明日からは夢枕獏さんの小説がスタートします。
時代物・・・なのかな。

追記 ↑↑ 
ジョン万次郎の話でした。
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2018.07.26 (Thu)

「盲剣楼奇譚」 島田荘司

盲剣楼奇譚 1

写真がぶれてた(^-^;)

島田荘司さんの「盲剣楼奇譚」が7月25日に最終回を迎えました。

盲剣楼奇譚

この左の人は吉敷さんだってー。
吉敷さんモノ1冊だけ読んだことありますが・・・

基本は時代小説です。

相変わらず島田作品に登場する女性はアホっぽい人が多いなぁーと思って読んでいるんですが、この話もご多聞に漏れずアホばかりでした(涙)
結局、彼の本名はなんだったんだろう。
なんで、鮎之進なのか・・・
なんでだ・・・?

そして・・・なんだこの終わり方!?
この話は壮大なプロローグ!?

次からは窪美澄さんの小説が始まります。
楽しみですが・・・朝向きなのかやや心配です(^^;)
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2017.09.21 (Thu)

「ブロードキャスト」 湊かなえ

ブロードキャスト

2月19日より始まりました湊かなえさんの新聞小説が9月20日に終わりました。

最初の話では「青春ミステリー」とのことでしたが・・・
どこら辺がミステリーなのかさっぱり分からず。

それ以前に対象年齢はどのくらいなんだろう。
確実に40代ではない(笑)
ずっと湊さんの本を読んできたのでどのくらい後味が悪いのか
性格の悪い人間が登場するのかとか気になりましたが、
湊かなえが書く小説とは思えないくらい、一貫して静かな小説だったと思います。

なので「エピローグの章」に突入したら驚いて。
「は?終わるの?これ???」
という・・・一体なんだったのかこの話は。
そういう印象でした。

でも、中高生だと逆にいいのかな。
ちょうど放送部という部活メインの話だし。
私からすると物足りないことこの上ないんだけど、
もしかしたら中高生には人気あるのかも。

そう思わないことには納得いかない(笑)


ちなみに明日からは島田荘司さんの小説が始まります。
吉藪さんが登場するとか言ってたけど、基本的には冒険小説だとか??
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2017.02.18 (Sat)

「淳子のてっぺん」 唯川恵

淳子のてっぺん

316回続いていた新聞小説「淳子のてっぺん」が今日最終回を迎えました。

日本で女性として初めてエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんの話。
新聞連載中に田部井さんは亡くなってしまいました。
どっちかというとネガティブ思考だった淳子ですが山に登ることで忘れられる。
そういうことに山を使ったこともあったみたい。

ガンが発覚して余命3か月と言われても「病気に負けないで普段通りに生活していい」
と医師に言われ、普段通りったら山に登ることよねー。とがんになっても
山に登っていたみたいです。
これは新聞小説ではなくて、テレビで知った話ですが。

何が素敵かというと、淳子の夫。
小説では正行となってますが、もう正行がとてもいいんです。
淳子が山に登っている間に積極的に育児をしたり。
今はそういう男性もいるかもしれませんが、1975年当時はかなり珍しかったようです。

小説を読んでエベレストに挑戦するために人を集めてお金を集めて。
でも、全員が山頂に登頂できるかと思ったら違ってた。
山に挑戦するというのは必ずしも自分自身が山頂に登れるってことではないのだと
いうことを知りました。

面白い小説でした。

明日からは湊かなえさんの小説がスタートです。
「えぇっ!!朝から湊かなえ!?」と思いましたが、
そこらへんは作家さんも自覚しているようで、高校の放送部を
舞台とした青春ミステリーとのことです。
よかった(笑)

明日からも楽しみです。
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2016.03.31 (Thu)

「東京クルージング」 伊集院静

東京クルージング


こちらの地方紙で連載していた新聞小説「東京クルージング」が30日最終回を迎えました。



が!!!



なんなんこれ??

という印象がぬぐえない。

っていうか、ナオキから電話が来てミカエとともに逃げるヤスコ。
取るものもとりあえず逃げた先のビジネスホテルで
「あ!!何よりも大切にしてた母の形見のロザリオがない!なんてことだろう。家に忘れてしまった」
となり、窓だか鏡を見ながら自分の過去を思い返し・・・


そして・・・





終わった(。・ω・。)






えーーー???
ロザリオはどうした。ナオキはどうした。

まぁ本になるころには加筆修正するんだろうけど、リアルタイムで小説読んでた私としてはただただ驚くばかり。

驚くと言ったら驚くほど受け身の姿勢で生きてきたヤスコ。
同じ生物分類上の「女」という意味でいけば、彼女の生き方やり方、考え方。
全く同調することも同情することもない。
自分の意思とか気持ちとかないのかと朝から読んでて腹が立ちました。

明日からは唯川恵さんの小説がスタートです。
「まぁ朝からドロドロ??」と思いましたが、山ガールの話だそうです。
唯川さんの山ガール小説。
楽しみです(^^)
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2015.05.06 (Wed)

「リーチ先生」 原田マハ

459回続いた新聞小説リーチ先生」が本日終わりました。

リーチ先生

意外に長かった(笑)

バーナード・リーチというイギリス人の陶芸家の物語です。
実在の人物となります。

日本にきて、そこで陶芸を学びイギリスに戻り名をはせた人のようです。

最初は高市の視点で始まります。
父親はすでに亡くなっているのですが、父親をあまり理解してなかった高市。
あるとき偶然リーチ先生が自分の住んでる村に来ることになり、
そこでお世話係をすることになった高市。

「君はカメちゃんの息子かい?」

というところから本当の話が進みます。

そしてそこからは亀之助(カメちゃん)の視点で話が進み、
途中中だるみな箇所もありましたが、物語はきれいに終わりました。

カメちゃんも小説とは違いますが、モデルたる人物はいるようです。
高村光太郎をはじめ、その当時のそうそうたる人物も沢山登場する
小説となっております。
面白かったです(^^)
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2014.01.23 (Thu)

「透明カメレオン」 道尾秀介

透明カメレオン

こちらの地方紙で連載していた道尾秀介さんの新聞小説「透明カメレオン」が本日終わりました。

どちらかというとコメディ路線なのでしょうが、
ラストは少ししんみりした感じになりました。
大人気ラジオパーソナリティ(しかし顔はぶさいく)の恭ちゃんこと恭太郎が
いきつけのスナックで常連たちと和やかに過ごしていたところ
「・・・殺した」と言って飛び込んできた女性に巻き込まれ、
スナックの常連ともども、すったもんだしたりバタバタしたりする物語です。

道尾さんらしく伏線があるのねー。
謎解きというか真相が見えてきたときに私が一番思ったのが
「無駄なシーンはなかったっ・・・」
でした。
読みながら「なんでしょう?この不要そうなシーンは」と思っていたのです。

これから単行本になるでしょうから、手に取る人に言いたい。

「これって無駄なシーン?」と思う所こそが必要なシーンでございます。
多分、それほど厚い本でもないと思います。
単行本となって一気に読むとまた違うかもしれません。

明日からは原田マハさんの新聞小説になるそうです。
これはこれで楽しみ(^^)
08:39  |  新聞小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.31 (Sat)

「明日の色」 新野剛志

こちらの地方紙で連載していた新野剛志さんの新聞小説「明日の色」が8月30日で終わりました。

明日の色


内容としては、妻にも見放されたさえないオヤジが自分の生まれた土地にギャラリーを開いてそこからいろいろと頑張る物語です。

さえないオジサン→吾郎っていうんだけど、吾郎は最初「リバーハウス」というホームレス一歩手前の人たちが住む施設の施設長だったんだけど、いろいろあって退職。
その施設にいた若き魁多に絵の才能があると思い、自分が以前住んでいた下町の商店街にギャラリーを作る!と奮闘する物語です。

1年近く続きましたが、実際は1年未満なので割と短い話かな?
新野さん初めましてなのですが、1年かけて新聞小説を読んだ感想としては「あまり波風たたなかったな」という感じ。

それなりにあっちやこっちでトラブルは起こるんだけど、それでもなんとなく解決しちゃう。
それも下町という名の力かな。

スカイツリーが見えるはずの商店街。
時期的には今ちょうどスカイツリーも作っているという頃です。
亀澤裕也さんの挿絵もかわいらしく朝読むのにぴったりな小説だったかもしれません(^^)
08:56  |  新聞小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2013.07.29 (Mon)

「はなとゆめ」 冲方丁

毎朝読んでいる新聞小説の1つ、冲方丁さんの「はなとゆめ」が29日に終わりました。

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清少納言の視点から語る中宮定子の物語でしたねー。
中宮定子が亡くなったらあっというまに物語も終わってしまった・・・
今までどちらかというと、紫式部サイドの物語は読んだことがありますが、
清少納言サイドの物語を読むのは初めてだったかもしれません。

イラストが遠田志帆さんでまた幻想的な平安時代が浮かびます。
まぁしかし、高田崇史作品を愛する私は、平安時代なんて一歩裏を見ればとんでもない時代なんだよなと思うのですけどね(笑)

ダンナはこんなきらびやかな平安時代になじむことが出来ず、
彼にしては珍しく1週間ほどでギブアップしてました(笑)

これは中宮定子の物語です。
途中でビックリするシーンが登場してましたが、事実だったようです。ビックリだ。
このシーンからただただきらびやかな平安時代ではなく、中宮さまも闘っているのだと。
なんかすごくカッコいいシーンでした。
その後、wikiやらなにやらで調べましたが、25歳で亡くなってるんだってー。
なんっていうか・・・若すぎる。
そしてその後に彰子さまが中宮になり、紫式部が仕えるってことなのね。
なるほど。時代が少しわかった。

ってことで、明日からは五木寛之さんの「親鸞」の第三部がスタートするそうです。
第三部・・・。
私は第一部も第二部も読んでないのでこれは多分読まないです。
なので今読んでいる新聞小説、
新野剛志さんの「明日の色」と道尾秀介さんの「透明カメレオン」を読み続けます。
道尾さん結構苦手なんだけど(爆)、この作品は割とコミカルで楽しめます。
「あの女一体なに??」と思いながら毎日読んでます(^^)
22:02  |  新聞小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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