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2016.11.28 (Mon)

「代体」 山田宗樹



代体 山田宗樹

近未来、日本。そこでは人びとの意識を取り出し、移転させる技術が発達。大病や大けがをした人間の意識を、一時的に「代体」と呼ばれる「器」に移し、日常生活に支障をきたさないようにすることがビジネスとなっていた。
大手代体メーカー、タカサキメディカルに勤める八田は、最新鋭の代体を医療機関に売り込む営業マン。今日も病院を営業のためにまわっていた。そんな中、自身が担当した患者(代体を使用中)が行方不明になり、無残な姿で発見される。残される大きな謎と汚れた「代体」。そこから警察、法務省、内務省、医療メーカー、研究者……そして患者や医師の利権や悪意が絡む、壮大な陰謀が動き出す。意識はどこに宿るのか、肉体は本当に自分のものなのか、そもそも意識とは何なのか……。科学と欲が倫理を凌駕する世界で、葛藤にまみれた男と女の壮大な戦いが始まる!


百年法といい、山田さんの中では不老不死とか永遠の命とかそういうのが好きみたい。
今回は例えば事故に遭ってしまい動けない。
でも、代わりの体があれば意識を移行して「自分」として動くことが出来る。
というシステムが代体。

厚い本なのですが、行間があったりなんだりで一気読みできましたが、
途中からは人→代体(機械)だったのが、人→人になってきてて
「代体はどこへ??」
という展開になりました。

でも面白かった。
妙にリアルだったりして。代体を使用できるのは1か月とか。
その間に本体(肉体)が死んだ場合はおしまいとか。

細かな設定がありました。
ただ登場人物が多くて、多少混乱はした。
さらに、難しい説明をされると混乱するのよねー。
あまり分からないし。
登場人物ですら難しくて寝てしまっていたから
その気持ち・・・わかるよ(笑)

無関係と思っていた主人公が実は・・・的な展開で面白かったです。
SFは個人的には苦手分野ですがそれでも普通に楽しめました。
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2016.03.15 (Tue)

「ランチブッフェ」 山田宗樹



ランチブッフェ 山田宗樹

映画『嫌われ松子の一生』原作者が贈る、ランチでのひとときに浮び上がる女たちの人生模様を描いた表題作ほか、笑い・涙・恐怖・切なさ満載のオムニバス短編集。

【目次】
二通の手紙/混入/ランチブッフェ/電脳蜃気楼/やくそく/山の子


最初の2話は好きですねー。
「二通の手紙」
これは10年前に自分とパートナーに宛てた手紙が届く話で、
当時は超ラブラブだったのに、手紙が届いた10年後、なぜか離婚していたという・・・

私にもこういう手紙が届いたことあります。
当時、「つくば博」に行った友人が「15年後(だったかな?)に届く」という手紙を書いてくれました。
懐かしくも嬉しかったですね。

こんな感じで読んでいって、「山田作品はいいな~。ほっこりするな~」と思っていたら

「やくそく」!!!!

ホラーだった(笑)
しかもアメリカのホラー!!!

なんなんだ。最後。モロ、アメリカンじゃないか。

ちょっと意外な展開で終わってしまったのですが、ビックリしたよー。
「電脳蜃気楼」「山の子」は私の理解不足のため、ちょっと分からなかったところあり(^^;)
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2015.08.05 (Wed)

「魔欲」 山田宗樹



魔欲 山田宗樹

精神科医の「私」は、患者の不可解な自殺衝動が気に掛かっていた。患者には、「死にたい」という欲動がないのに、頻繁に自殺衝動が生じているのだ。何かが脳に作用しているのか。脳には本来、自殺衝動があるのではないかと考え治療を重ねた「私」は、ある衝動に駆られー。命を巡る闘い、勝つのはどちらか。(BOOKデータベースより)

大好きな山田さんなので期待してたのですが・・・
ちょっとイマイチだったかなー。

でも、何っていうか「自殺脳」じゃないけど、
ちょうど電車が来て「飛び込んだらどうなるかなー」とか
「橋から飛び降りたらどうなるかなー」
「このまま車で対向車に突っ込んだらどうなるかなー」

なんてことは考えたことがあります。

やらないだけで。

ってことは、私も自殺脳の持ち主なのか?
ちょっと分かりません。
そこで本当にやってしまう人と、私みたいに「かなー」でとどめておく人との
違いってどこなんだろう。

それにしても不倫してる人ばっかりで・・・
一体全体なんでみんな不倫?( ̄▽ ̄;)
ちょっと納得のいかない話ではありましたが、
広告業界、コピー業界に勤めていた主人公。

車のコピー

「これで、いい」

が結構好きだったなー。
好きなんだけど、物語的にそれほど重要じゃなくあっさりスルーの巻(笑)
09:01  |  山田宗樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.07.14 (Sun)

「百年法(下)」 山田宗樹



百年法 山田宗樹

不老不死が実現した社会。しかし、法律により100年後に死ななければならないー“生存制限法”により、100年目の死に向き合うことになった日本。“死の強制”をつかさどる者、それを受け入れる者、抗う者、死を迎える者を見送る者…自ら選んだ人生の結末が目の前に迫ったとき、忘れかけていた生の実感と死の恐怖が、この国を覆う。その先に、新たに生きる希望を見出すことができるのか!?構想10年。最高傑作誕生。(BOOKデータベースより)

図書館に下巻ありましたのv(* ̄▽ ̄*)

よかったーーー!!!
結果として一気読みしました。
他の方も言われているのですが、厚い割には読むのに時間がかからない♪
なんてスッテキ(〃∇〃)
会話が多いからかな。
さくさくっと終わっちゃいました。
別に感動するとか泣けるとかじゃないんだけど、
清々しいです。
「大統領指令ゼロ号」を発動したときなんて今までのモヤモヤが解消された感じです。

百年法(上)」の感想で私が書きました
「仁科蘭子の息子、下巻でも活躍するよね」

と・・と・・とんでもないっ!!
主役さまでございました∑(゚□゚*川
主役さまに、た・・・た・・・大変失礼をっ!

そして120年生きられる「百年法」の結末が・・・
・・・ということにちょっと驚きましたが、
うまくまとめた感じもします。
やっぱり人間欲張っちゃダメなのよ。

なんとなくそう思ったり。
私だったら、健康で120年も生きたら飽きちゃいそうだけど。
まぁ限りある人生だからそう思っちゃうのかも。
人生80年、すでに折り返し地点ですが(^-^;)、
今日も楽しく生きたいですね。
08:53  |  山田宗樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)  |  EDIT  |  Top↑

2013.07.13 (Sat)

「百年法(上)」 山田宗樹



百年法 山田宗樹

原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。すがりつくように“永遠の若さ”を得た日本国民。しかし、世代交代を促すため、不老処置を受けた者は100年後に死ななければならないという法律“生存制限法”も併せて成立していた。そして、西暦2048年。実際には訪れることはないと思っていた100年目の“死の強制”が、いよいよ間近に迫っていた。経済衰退、少子高齢化、格差社会…国難を迎えるこの国に捧げる、衝撃の問題作。(BOOKデータベースより)

珍しく上巻だけでのブログアップです。
私のこだわりは、上下巻ものは1冊とする。

それはあくまでも手元に2冊ある場合でございます。

・・・
・・・

下巻読みたいーーーーーーー!!(ノ◇≦。)


今日これから返却のために図書館に行きます。
どうか下巻がありますように(-人-)
家-会社-図書館という順番なので、
仕事帰りに図書館によるのが少し面倒になりまして、
予約とか一切しなくなりました。
あるとこ勝負です。


ってことで、こちらの本ですが、
20歳になるとHAVIとかいう見た目は年を取らない手術を受けられるのです。
でも、見た目は20~30代でも年齢は100歳オーバー。
もう人間多すぎ!!ってことでの「百年法

HAVI受けて100年経ったら死んで♪

という法律なのです。
老衰がないこの世の中、まだまだ体は若い120歳たち。
そうそう死を受けいられられるものではありません。
しかし、そうなるとぬるま湯につかろうとする人たち(大統領特例があるのです)
逃げようとする人たち。
いろいろです。

超おもしろいんだけど。

下巻下巻♪
遊佐とかどうなってるんだろう。
あと仁科蘭子の息子。
彼は絶対下巻でも活躍するよね。


図書館に行ってなかったら下巻だけ買いそうです(^^;)
08:34  |  山田宗樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑

2012.08.06 (Mon)

「ゴールデン・タイム 続・嫌われ松子の一生」 山田宗樹



ゴールデン・タイム 続・嫌われ松子の一生 山田宗樹

叔母である川尻松子の惨殺死から四年。松子の甥・川尻笙は、大学は卒業したが就職をすることもなく、将来への不安を抱きながら、東京でその日暮らしの生活を送っていた。しかし偶然知り合ったユリとミックの舞台演劇に対する熱い思いに触れ、笙も芝居の魅力へ強く惹かれていく。一方、自らの夢だった医師への道を着実に歩んでいた笙の元恋人・明日香は、同級生であり恋人の輝樹からプロポーズされ、学生結婚への決意を固め始めていた。だが両者が人生の意味を考えた時、思わぬ出来事が二人の未来を変えていく…。松子の“生”を受け継ぐ二人の青春を爽やかに描き、熱く心を揺さぶる青春小説の大傑作、誕生。(BOOKデータベースより)

いいっ!!(・∀・)

とても好き~。
松子の死から4年後の甥・笙と当時の彼女の明日香の話。
「嫌われ松子」を読んで何年経っているのか分からないんだけど(^^;)
まさか続編が存在するとは思わず、図書館で本を手に取ってボー然としてしまいました。

内容も全く違って、今度は悩める若者の青春小説と言ったところか。
医大に進み、医者の息子である彼氏が出来て、一見順風そうな明日香。
一方、パチンコ屋のバイトをしながらだらけた生活をしていた笙。
ある時、劇団員と知り合い芝居や、劇団員のミック(オジサン)の魅力を知る笙。

今となってはどことなくクサい感じも物語だけど、
一生懸命頑張っている姿というのは読んでいて面白い。
若いっていいな。
頑張るっていいな。
そんな1冊。

ここで嫌われ松子を再読すると気持ち的に落ち込みそうなので(笑)、
嫌われ松子の再読は数年後までやめとこう(^^;)


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08:32  |  山田宗樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)  |  EDIT  |  Top↑
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