ビブリア古書堂の事件手帖3 栞子さんと消えない絆
三上延鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれないー。これは“古書と絆”の物語。(BOOKデータベースより)
【目次】
『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・1/ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』(集英社文庫)/『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』/宮澤賢治『春と修羅』(關根書店)/『王さまのみみはロバのみみ』(ポプラ社)・2「本を探してください」ネタが増えてきたな~。
栞子さんのものの言い方にいつもイラつくのですが、今回はそういう「本探し」がメインになってきているせいか、あまりイライラはしませんでした。
イラつくというと、五浦くんのハッキリしないところも煮え切らないところもイライラしますけど、これはまぁいいです。
坂口しのぶさんの話が良かった。
なんというか・・・泣ける(TT)
親は親なのよねー。
あんな言い方の親はイヤだし、腹立つ。
そういう言い方しか出来ないらしいけど、
言われた方としてはたまったもんじゃないです。はい。
宮澤賢治の話に出てきた甥が素晴らしく優秀で驚いた。
なんで本の内容を暗記!?
頭よくない??
なんで??
と、普通に驚くばかり。
そういう事を考えるとこの3冊目はなかなか内容が充実してて楽しめました。
別に栞子さんの母親の話なんてどうでもいいです(^^;)
この本を読んで本当の「古本」「古書」に興味が出てくるので(^^)
2作目に出てきた「時計じかけのオレンジ」は本当にいつか読まなくちゃ。
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