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2017.02.16 (Thu)

「風歌封想」 綾崎隼



風歌封想 綾崎隼

拝啓、舞原和颯様。風の便りであなたのことを聞きました。8年前に別れた恋人に一目会いたい。夢に破れ、長く陰鬱な後悔の時を経て30歳になった彼女は、節目の年に開催された同窓会に出席する。かつての恋人との再会は叶わなかったものの、友人に促され、彼女は想いを手紙に託すことにするのだが…。きっと、誰にだって忘れられない恋がある。往復書簡で綴られる『風』の恋愛ミステリー。

何年か前までは高校生だったこの人たちがいつの間にか30歳になっている。
30歳・・・
なんか微妙な年齢ではある。

手紙形式でつづられているんだけど、どことなく違和感はある。
・・・わかりやすい違和感。
その違和感は「幕間」でようやく解決されるんだけどねーー。

あ~この違和感はこれなのかと。

30歳にもなると恋愛にもガツガツしたところがなくなり、
落ち着いて読むことができます(笑)

しかし、この舞原一族のこじらせ方&ややこしいのはなんとかならんのか。
たぶん作家の綾崎さんがかなりのこじらせ性格なんじゃないかなーと思うんです。
あとがきまで読むのですが、いつも思うんです。
絶対こじらせてます。
あとがき読んで「うわっ!面倒くさい男っ!」と心の中でいつも思っているんです。
スミマセン(´;ω;`)
14:51  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.11.26 (Thu)

「レッドスワンの星冠」 綾崎隼



レッドスワンの星冠 綾崎隼

その未来は『絶命』か『生還』か。復活を期す古豪チーム『レッドスワン』に、容赦なき決着の刻が迫るー。インターハイ予選で痛根の敗北を喫した赤羽高等学校サッカー部だったが、稀代の変わり者、女性監督、舞原世怜奈の奇策によってラストチャンスを得る。高校サッカー界最大の祭典、冬の全国選手権への出場が叶えばチームは存続、予選で敗退すれば廃部となることが決まったのだ。世怜奈の指導の下、戦力強化を図っていくレッドスワンにあって、選手生命を断たれた高槻優雅もまた“指揮者”として鍛えられていく。そして、監督より課せられた二つの難題に悩む日々の中、17歳になった優雅にも予期せぬ恋の季節が訪れて…。この情熱だけは、絶対に誰にも奪わせやしない。少年たちは輝く“星冠”を取り戻すため、最後の決戦に挑む。レッドスワンサーガ、誇りと覚悟の第二幕!(BOOKデータベースより)

スポーツ青春ものってバリバリのベタ設定でラストも先がよめたりするんだけど
それでも面白いなと思います。

割と好きなのかも。
飛び出せ青春系(笑)

今は21世紀だしそんなに汗と涙のど根性ってこともないので
読みやすいです。とにかく頭を使って使って使って勝負に徹する。

この分だとまた続くのかなと思うのですが
まぁそれはそれでもよい。
高校生だから恋もあるのだろうけれど、
スポーツ小説を楽しんでる身としては邪魔(笑)
そこの女子ども。邪魔をしないでおくれ。と思うんだけどねぇ。

おそらくこのシリーズはしばらくは優雅を選手としては登場させないんだろうなー。
どうなんだろうなー。
天才と言われたプレーぶりを読んでみたいものです。
05:00  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.06.23 (Tue)

「レッドスワンの絶命」 綾崎隼



レッドスワンの絶命 綾崎隼

私立赤羽高等学校サッカー部『レッドスワン』。九度の全国大会出場経験を持つ新潟屈指の名門は、不運なアクシデントが続き崩壊の危機に瀕していた。試合中の負傷によって選手生命を断たれた少年、高槻優雅は、為す術なくその惨状を見届けるのみだった。しかし、チームが廃部寸前に追い込まれたその時、救世主が現れる。新しい指揮官として就任したのは、異例とも言える女性監督、舞原世怜奈。彼女は優雅をパートナーに選ぶと、古臭く凝り固まってしまった名門の意識を根底から変えていく。どんなチームよりも“知性”を使って勝利を目指す。新監督が掲げた方針を胸に。絶命の運命を覆すため、少年たちの最後の闘いが今、幕を開ける。(BOOKデータベースより)

伝統はあれどもいつの間にか弱小チームになってしまったサッカー部が廃部の危機に。
って感じで、まぁめちゃめちゃベタな展開なのです。
読んでて面白い。ベタ好きなんです。

○○大会で優勝しなければ廃部。
なんてねー。

そんな展開で1回戦負けするわけもなく。
ねー。

なので読みやすかったし、小難しくなかったし、
(こんな私でも)サッカー好きなのでルールもわかるし。

しかし、赤羽でレッドスワンwww

このネーミングだけはいただけない。

ただ、主人公がけが人でずっとピッチにも出ず、走らず。
なんだか気の毒というか、そういう人物を別に作らなくてもと。
走れる子を主人公にしても・・・もしくは、そんな重いけがじゃなくても・・・
なんていろいろと思いました。

あと、要所要所で出てくる舞原一族がうっとおしかった(笑)
前の何かに出てきたんだけど、とりあえず登場人物が全員キラキラネームなので
なんだっけ?誰だっけ?と考えてしまうので。
(考えても思い出せませんが)

14:13  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.12.02 (Tue)

「青と無色のサクリファイス」 綾崎隼



青と無色のサクリファイス 綾崎隼

北信越地方に浮かぶ離島、翡翠島。過疎に悩む小さな島で発生した連続放火事件は、やがて一人の男の命を奪う。唯一の家族を殺され、誰にも別れを告げずにノアが島を去って十年。事件を清算するため、二十五歳になった真翔と織姫の前に、不意に彼が現れる。あの日、あの時、あの場所で、誰が親友の父親を殺したのか。三人の再会は、やがて凄惨な真実を暴いていく…。贖罪の青い薔薇が捧げる、新時代の恋愛ミステリー。『サクリファイス』シリーズ解決編、登場(BOOKデータベースより)


こ・・・これは・・・( ̄▽ ̄;)

上巻のベタ誉めとは打って変わり何というか・・・

第一いろいろと突っ込みたいところが盛りだくさんあるのだけれど、
即ネタバレになるので書けない。
書けないが何というか・・・

頭のいい人の思考回路はおかしい。

頭悪いだろ。
悪すぎるだろ。

sideA sideBと交互に物語は進んでいったのですが・・・
sideB・・・おかしいだろと(--;)

うーん。書けるのはここまでということで。
何というか・・・
歪んでます。

姫がされたことをもし、私がされたのなら・・・
絶対笑って許すことはない。

とりあえず夜中に包丁研ぎだすかもw
09:55  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2014.11.28 (Fri)

「赤と灰色のサクリファイス」 綾崎隼



赤と灰色のサクリファイス 綾崎隼

北信越地方に浮かぶ離島、翡翠島。過疎に悩む小さな島で、突如、凶悪事件が発生した。次々に著名な建造物が燃やされ、最後には死者まで出てしまう。殺されたのは、誰もが憧れていた少年『ノア』のたった一人の家族だった。父を亡くし、親友にさえ別れを告げずに彼が島を去って十年。二十五歳になった真翔と織姫の前に、長く音信不通だったノアが現れる。三人の再会は、やがて事件の陰惨な真実を暴いていく…。哀切の赤い炎が焼き尽くす、新時代の恋愛ミステリー。(BOOKデータベースより)

こーれーはー

面白い(。・ω・。)

いや、面白かった。
綾崎さんの本で面白かったのは「INNOCENT DESPERADO」以来だ(←酷い)
個人的にこれはアタリだ。

でも、まだ終わってないんですよね。
しかもいいところで終わるんです。

「犯人は分かってる」

と、私がこの世で一番好きなセリフかもしれない(笑)
ってことで、次が解決編だそうです。
連続放火犯、そしてその上一人が死んだ。

いろいろと含むところがあって今からドキドキです。
そして、いわゆるキラキラネームの人が減ったのもまたいいかも。
いるけどね。
変な名前の登場人物。
でも、普段よりは少なめなのでそういうストレスもなし。

姫が障碍者になっていたので、「またこんな設定を・・・」と思ったのですが、
でも、物語に関係あるしー、ここはそうならないとマズい展開だったので
いいのですが、障碍者になるいきさつと言うかキッカケがかなり苦しいような気がしました。

「え?これでなったの?」とありえん。
09:35  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.11.07 (Fri)

「ノーブルチルドレンの追想」 綾崎隼



ノーブルチルドレンの追想 綾崎隼

『夏茜』保健部と演劇部の合同合宿が行われた翡翠島、そこで四人が遭遇したのは“三重の密室事件”で…。『琴弾麗羅の揺籃』頓挫した復讐に人生の意味を奪われた麗羅は、虚しい日々の果てに一筋の光を見出すが…。『桜塚歩夢の罪科』贖罪の人生を選び取った歩夢の旅路は国境を越え、孤独の果てに小さな花を咲かせて…。旧家の怨念に翻弄され続けた高貴な子どもたちは今、時を越え、勇敢な大人になる。現代のロミオとジュリエット、珠玉の短編集。(BOOKデータベースより)

【目次】ノーブルチルドレンの夏茜/琴弾麗羅の揺籃/桜塚歩夢の罪科


本編はもう終わっているのでどういう内容かと思ってましたら、
メインの2人以外のその後。

なので読みやすかったというか、なんというか・・・
本編が厨二病の塊のようなメンツばかりだったので、
ようやくそんな自己愛に浸っている(?)人も、将来を見据え
生活もしなくてはならないし、生活のために勉強しなくてはならない。
大学に行くにはお金も必要。
とかとか、ちょっと展開がリアルになり、いつまでも肩肘張って生きてはいけない。
必要なことであればそれは受け入れる。
そういうスタンスになった麗羅の心になんとなく一安心しました。

歩夢くんの方は、あんななよっちぃ男なのにいきなりそんな海外に行って
病気とか大丈夫なのか。
順応力がある(ありすぎる)展開にビックリ。
一番最初に感染病にかかって熱出しそうなのに(←ひどい)

ラストにワカマツカオリさんが描かれた「現在」のメンバーのイラストが
ありましたが、あまりのおっさんぶりにちょっと眩暈がしました(笑)

08:33  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.08.17 (Sat)

「陽炎太陽」 綾崎隼



村中から忌み嫌われる転校生、舞原陽凪乃。焦げるような陽射しの下で彼女と心を通わせた響野一颯は、何を犠牲にしてでもその未来を守ると誓うのだが…。時は流れ、大学生になった一颯は、離れ離れになった彼女の想い出を片隅に残しつつ嶌本和奏と交際を始める。かけがえのない歳月が流れ和奏と共に生きる決意を固めた一颯だったが、ある日、音信不通だった“彼女”が約束通り現れて…。今そこにある愛と、忘れられるはずもなかった愛。『太陽』の恋愛ミステリー(BOOKデータベースより)

「実は・・・だったんだ」という驚きのシーンが登場したとき、

またか・・・

と、思いました。
それまでは普通に面白く読んでいたのにケータイ小説っぽく仕上げてきた感じがして
なんかなんか「また?」と思っちゃいました。
その後にまた仕掛けがあるんだけど、一度醒めた気持ちはもとに戻らず(^-^;)

なんか簡単にそういう設定にしちゃうんだよねー。
あまり好きじゃない。
舞原一族は出してもいいけどねぇ~。
なんかもう違う設定でいってくれ。
と、思っちゃいます。

ケータイ小説とかそういう雰囲気じゃないのを(´・ω・`)
16:41  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.03.31 (Sun)

「INNOCENT DESPERADO」 綾崎隼



INNOCENT DESPERADO 綾崎隼

好きな人が好きな人を、強がりではなく好きになれたら良いー。青春時代に翻弄される四人の少年少女は、かけがえのない存在を守るために、日常からの『家出』を決意するのだが…。舞台化もされた傑作恋愛小説『蒼空時雨』より遡ること10年。高校生だった紀橋朱利は、友人との逃避行の果てに何を見出し、何を失うのか。トイズファクトリーのアーティスト・秋 赤音とのコラボで綾崎隼が紡ぎ出す。ロックで彩られたセンチメンタル・ラヴ・ストーリー。

【目次】(「BOOK」データベースより)
antinotice-牧島凪沙前篇/花弁ー高見澤凛乃前篇/Flashback-千桜爽馬/knock yourself out-牧島凪沙後篇/enough is enough-高見澤凛乃後篇/paradise in the prison-紀橋朱利


泣けた~・゚・(ノД`;)・゚・

ラストの紀橋朱利の章なんて最初から最後まで泣いてました。
「だろうな」とは思っていたのですが、
予想以上の展開に、なんとなく辻村深月の「スロウハイツの神様」とダブった。
お前はチヨダ・コーキか
と、思いつつウルウル・・・(;_;)
器用なんだか不器用なんだかよく分からんヤツです。

最初の雰囲気からして凪沙がもう少し登場するかと思いきや、
彼女の存在は本が進むにつれ小さくなってました。
ひたすらに凜乃がメインだったな。
しかし、爽馬みたいな人いるんだね~。
こんな裏表もない爽やか系。
うーーん。不思議だ。
そういわれると彼が一番不思議かもしれない。

作者の綾崎さん、全体的にプラトニックねーーー。
高校生だけで泊まっているのに、なぜ君たちは清く正しく美しいのだ?
そう考えるひねくれモノです。スミマセン・・・
誰からもそういう気配みたいなのが感じられず、
小学校の臨海学校じゃないんだから・・・。
まぁ誰でも手に取れるってことで大丈夫ですね(^^)

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08:47  |  綾崎隼  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2013.03.30 (Sat)

「ノーブルチルドレンの愛情」 綾崎隼



ノーブルチルドレンの愛情 綾崎隼

そして悲劇は舞い降りる。舞原吐季と千桜緑葉、心を通い合わせた二人だったが、両家の忌まわしき因縁と暴いてしまった血の罪が、すべての愛を引き裂いてしまう。彼女に心を許さなければ、眩暈がするほどの絶望も、逃げられやしない孤独な永遠も経験することなどなかったのに。琴弾麗羅の『告別』が、桜塚歩夢の『断罪』が、千桜緑葉の『愛情』が、舞原吐季の人生を『残酷』な未来へと導いていく。現代のロミオとジュリエット、絶望と永遠の最終幕。(BOOKデータベースより)

思っていた以上にこの1冊は年月を重ねてました。
あまり詳しく書けないのがもどかしいのですが、
書くとこれから読まれる人がガッカリされるので、
普段から気をつけてはいるつもりなのです。

しかし・・・思う・・・

吐季はやっぱりアホなのか?

今まで何事にも真剣に向き合っていかなかったツケがまわってきます。
こっちまで鬱になりそうなくらい、落ちていってしまう吐季・・・
あーーー。どうなるんだろう?
と、思って読んでいくと妹の七虹の話(永遠虹路に書かれてなかったこと)とか
雪蛍の話(吐息雪色を少し細かく書いたこと)とか書かれてて、

「こんな話要らん!」

と思った。
まぁ・・・のめり込みましたね(。・ω・。)ゞ
面白く読みました。
いいラストでした。
良かった。

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2013.03.27 (Wed)

「ノーブルチルドレンの断罪」 綾崎隼



ノーブルチルドレンの断罪 綾崎隼

美波高校の『演劇部』に所属する舞原吐季と、『保健部』に所属する千桜緑葉。決して交わってはならなかった二人の心が、魂を切り裂く別れをきっかけに通い合う。しかし、奇妙な暖かさに満ちていた二人の幸福な時間は、長くは続かなかった。仇敵である舞原と千桜、両家の執拗な糾弾が勢いを増していく。そして、二人の未来には、あまりにも重く、どうしようもないまでに取り返しがつかない代償が待ち受けていて……。ポップなミステリーで彩られた、現代のロミオとジュリエットに舞い降りる、儚き愛の物語。悲哀と遺愛の第三幕。(BOOKデータベースより)

緑葉と歩夢の真の関係が分かります。
なるほどーーー。
緑葉の無条件の歩夢に対する信頼はそういう事だったのか。
でも、緑葉の掃除洗濯をする歩夢はイマイチありえないとは思うのだけど。

1巻で登場していた猫の死骸がまた再登場。
なんか、よく漫画とか小説でも嫌がらせをするために猫の死骸を
用意するシーンがあるけど、猫好きの私にはつらいシーンです。

だんだんと緑葉に心を許していく吐息ですが、
あちこちで「不幸フラグ」が立ってます。
これは最終巻に向けて不幸のラストスパート!?

なんて思っていたらラストに衝撃が。
おぉ・・・そういう展開になっていったのか。
ちょっと面白い。

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