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2020.02.17 (Mon)

「グランドシャトー」 高殿円



グランドシャトー 高殿円

昭和38年、大阪京橋のキャバレー「グランドシャトー」に流れ着いた家出少女ルーは、ナンバーワンの真珠の家に転がり込む。下町の長屋に住み、ささやかな日常を大切にして暮らす真珠を家族のように慕いながらも、彼女に秘密の多いことが気になるルー。そんな中、人を楽しませる才によって店の人気者となったルーのアイデアが苦境のグランドシャトーに人を呼ぶがー。導かれるように出会ったルーと真珠。昭和から平成へ、30年の物語。

このまま↑の内容で、とても面白かったんだけれど、
キャバレーってまぁ無縁の世界ですね。
そういう意味でも面白く読みました。
スナックとかキャバクラと何が違うのかとか。
全く疎いのですが、実際に京橋のキャバレーの歌も
あるんだ。この歌実在したんだ。

ルーはホステスよりも絶対にプロデューサーのほうが
合ってると思うけれど、いちホステスでいたかったルー。

そして真珠ねえさんと一緒に暮らしていましたが、
真珠ねえさんの穏やかで質素な生活がルーにも
とても合ってたようで2人で暮らしていけたのは
お互いにとって幸せだったよなぁ。

真珠のお金がどこに行ったのか不思議で仕方なかった
ルーですが、真珠の死後とともにそれがわかる。
こんな人もいたのかと。

面白く読みました。
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2019.03.16 (Sat)

「戒名探偵卒塔婆くん」 高殿円



戒名探偵卒塔婆くん 高殿円

のほほんと生きる金満寺の次男・春馬は金に汚く横暴な住職代行の兄に寺の無理難題をふっかけられがち。今日も今日とて、古い墓石の身元を探している。手がかりは石に刻まれたたった数文学の戒名だけ!?しかし、春馬には同じ高校に通う『戒名探偵』-外場薫という切り札があった。なぜか仏教に異様に詳しい彼は、この日も墓石の写真を見ただけですらすらと身元を言い当てるのだ。有力檀家のルーツ探しに、仏教界びっくりドッキリイメージアップ大作戦!謎が謎を呼ぶ、巨大コンテンツメーカー創始者の生前戒名を巡る骨肉の遺産争い…知れば知るほど面白い仏教の世界の謎を、外場=卒塔婆くんが解き明かす!

戒名については面白く読みましたが、小説としてはいまひとつ。
まぁこれは私が歳とったせいかも。
最近、ガチャガチャしたのが少し苦手になってきたような・・・( ̄- ̄;)

戒名って位もあるし、見栄もある??
上の位、院だっけ?忘れたー。をつけるとお寺へ払うお金も増えるしとか。
あと、先祖が居士なのにそれより上をつけるとあーだこーだという世界だよね。
死してもなお俗世のしがらみがあるのかと(笑)

そういう意味では読んでて面白かったけど、外場くんのキャラがあまり好き
ではないので、そこが読みづらい。
っていうか、春馬がなぜそのポジションじゃないのだ!?

春馬の兄=住職のキャラは結構好きだった(笑)
変すぎるけど、若いときこのくらい遊んでおいたほうがしっかりとした
僧侶になるかもね(´ー`*)
13:43  |  高殿円  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2018.09.07 (Fri)

「トッカン 徴収ロワイヤル」 高殿円



トッカン 徴収ロワイヤル 高殿円

税金滞納者に日々納税指導を行なう、国の取り立て屋・国税徴収官は、必要不可欠だけれど、一般には敬遠される、厳し~い職業である。なかでも、とくに悪質な案件を扱うのが、特別国税徴収官(略してトッカン)だ。情け容赦のない取り立てで「京橋中央署の死に神」と怖れられる鏡特官の下、若手徴収官ぐー子が挑むのは、税金とその奥にひそむ人生の難問の数々-飲食店の巧妙に隠された滞納金捜しや、相続税が払えない老婦人の救済と公売ハウツー、税大研修での鬼畜ゼミ発表会や、ブランド品密売人を追っての対馬出張大捕物など…鬼上司・鏡によって磨かれたぐー子の徴収スキルが炸裂するとき、待ち受ける意外なラストとは?バラエティ豊かな徴収官たちの仕事ぶりを、鏡とぐー子がお伝えします。お金の勉強になりつつ、明日への希望が溢れてくる、No.1税金ミステリ“トッカン”シリーズ初の短篇集。全6篇収録。

【目次】
幻の国産コーヒー/人生オークション/徴税官のシャランラ/五年目の鮭/招かれざる客と書いて本屋敷真事と読む/対馬ロワイヤル


久々のトッカンですが、破壊力そのまんまでとても楽しく読みました。

一番面白かったのは「対馬ロワイヤル」 
鏡とぐー子がコンビで行く先って東京だろうと対馬だろうと
どうしてこうも面白い展開になるのか。
船(どういう船かは内緒♪)に仁王立ちで登場する鏡トッカン・・・

どうしてだろう・・・
絵が浮かぶ(笑)

あと、研修での話とか、国税調査官とはいえ人間だよなぁと微笑ましく読みました。

このBOOKデータベース(青色の)に書かれているのが全てで、何というか・・・これ以上に説明のしようがなく、私が言えるのはただただ

笑った

それ以外にございません(・ω・)
08:21  |  高殿円  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.10.26 (Thu)

「政略結婚」 高殿円



政略結婚 高殿円

加賀藩主前田斉広の三女・勇は、加賀大聖寺藩主前田利之の次男・利極と結婚。やがて家を支える存在になる勇だがー(「てんさいの君」)。加賀藩の分家・小松藩の子孫である万里子。日本で初めてサンフランシスコ万博の華族出身コンパニオン・ガールになった女性は、文明開化後をどう生きるのかー(「プリンセス・クタニ」)。瀟洒豪壮な洋館に生まれ育った花音子の生活は、昭和恐慌によって激変。新宿のレビュー劇場に立つことになった花音子は一躍スターダムにのし上がるがー(「華族女優」)。不思議な縁でつながる、三つの時代を生き抜いた女性たち。聡明さとしなやかさを兼ね備え、自然体で激動の時代を生き抜く彼女らをドラマチックに描き出した、壮大な大河ロマン!

【目次】(「BOOK」データベースより)
てんさいの君/プリンセス・クタニ/華族女優


「てんさいの君」がよかったなぁー。
当時は・・・というよりは、ちょっと前までは結婚は親が決めるものであってね。
自分たちがどうのこうのって感じではなかったんだよね。

勇姫も生まれたときにはもう許嫁がいて・・しかし、江戸の人だから
嫁入りまで顔も分からず。
当時の結婚なんて家と家の話だから、顔なんてどうでもよかったのかも。
しかし、この婿殿がとてもいい人で、こういう人だったら政略結婚でも
なんでもいいものかもしれないと思いました。

この3人、相対的にあまり結婚に興味のない、のらりくらりとした性格なんだろうね。
当時はどこにいつ嫁入りするかってピリピリしてただろうに。
勇をはじめ、万里子だったり、花音子に関しては結婚してないし。

ってことでその激動の時代をくぐり抜けた当時としては意志の強い女性の物語
だったのかも。
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2017.07.10 (Mon)

「上流階級 福丸百貨店外商部2」 高殿円



上流階級 高殿円

バツイチ独女とわけありセレブ男子。二人の外商員が奮闘する、あなただけへの究極のサービス!!仕事ができて何が悪い!人気作家が描く、闘う女の人生エンターテインメント!

好きなシリーズ。
お仕事小説なんだけど、静緒と桝屋の絡みも面白い。

桝屋は同性愛者なので静緒に対しては恋愛対象にはならないし、
静緒もバツイチでもあるし、年下の桝屋のことは恋愛対象にならない。

でも、一緒に住んでる。
これには前回いきさつがあったんだけど、それでもこの2人の醸し出す
雰囲気がとてもよく。
恋愛関係でもない、ライバルでもない(少しライバルかも)、こういう関係
というのも面白い。

私には縁もゆかりもない外商部ですが、
外商部の人はここまでしなくちゃいけないのかと読んでて不思議になりました。
お得意様と一緒におフランス旅行とかー。
あるのかな。本当に。
「静緒さん、一緒にフランスへ行ってくれない」
と言われると行くのかなー。

想像もつかない世界である。
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2017.06.05 (Mon)

「主君」 高殿円



主君 高殿円

おまえの“主君”は誰だ。人はなんのために人に仕えるのか。家康に寵愛され、「赤鬼」と呼ばれた男の生涯ー

ちょうど家康の時代にした人たちの話でした。
信長・秀吉・家康しか知らない私にとって(!)難しかったー。

木俣守勝という人の視点からの井伊直政の物語なのですが・・・
両方知らん。
直政のほうは以前同じ高殿さんの「剣と紅」にちらっと登場してたけど・・・
かなり荒っぽい人になっておられた(;・∀・)

読んでて思ったけど・・・守勝という人は家康の家来なワケです。
9歳だか何歳のころからずーーーーーーーーーーーーーーーーっと
家康に仕えているわけです。
で、同じく家康の家来である井伊直政。

とにかく行動や考え方が鉄砲玉。
家康も頭を抱えて守勝に「直政のそばにいてくれ」

・・・ってことからかれこれ20年。
守勝は家康に言われたから直政についているんであって、
それ以上でもそれ以下でもないんだけど、
直政は「守勝の主は自分だ」的な思いがあって・・・

で、悲しいラストなんだけど、守勝に非はないよなー。
なんか・・・直政勝手でわがままで・・・なんというか
自分だけとっとと・・・って感じで守勝気の毒だなーと。

それにしてもこの時代、スターがたくさんいますね。
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2016.09.06 (Tue)

「マル合の下僕」 高殿円



マル合の下僕 高殿円

関西最難関のK大で博士号をとり順風満帆の出世ルートを歩むはずだった瓶子貴宣は、学内派閥を読み間違えて、目下は香櫨園女子大学の非常勤講師(つまりパート講師)としての少ない月収を死守する毎日。しかも、姉が育児放棄した誉との二人暮らしで“父親業”まで背負っている。そんなある日、貴宣の授業を奪いかねない強力なライバルが出現!貴宣はコマ数を確保できるのか、そして、マル合の傘下に入れるのか!?さらに、誉にはある人物の影が忍び寄っていて…。貴宣の未来を、開くのはいったい、誰?象牙の塔の“最下層”で起きている出世競争を描くお仕事小説!

お仕事小説なのかどうなのかはちょっと疑問ですが(笑)
大学の講師ってそんなに給料が少ないのかなーと。
奥泉さんのクワコーシリーズでも11万何千円の月給だったけど、こっちは10万8千円だっけ??w
非常勤だから受け持ったコマ数がモノを言うようですが、
そのコマを誰がくれるかということになると下僕にもなるようです(笑)

私は大学に行ってないので大学の仕組み&システムなどは
一切わかりませんが、大学というのもきっと独特な社会なんだろうな
と読んでて思いました。

姉の子供の誉がいい子すぎて不憫でした。
彼はねーーー可愛くていい子です。
お仕事小説だったり、姉弟の話だったり、叔父と甥の話だったり
中国バブルの話だったり、なんだりかんだりで読み終わったらあまり
心に残ってなかった(笑)


まぁ気軽に気楽に読める本ってことで。
08:22  |  高殿円  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015.07.11 (Sat)

「上流階級 富久丸百貨店外商部」 高殿円



上流階級 富久丸百貨店外商部 高殿円

バイトからのたたき上げである鮫島静緒は、百貨店の洋菓子部門でキャリアを積み重ねてきた30代半ばの苦労人だ。洋菓子以外にも手がけたフロアリニューアルが成功し、契約社員から晴れて正社員になったはいいが、突然の人事異動で男性ばかりの外商部に唯一の女性として配属される。実はカリスマ外商員・葉鳥の退職を控え、それまでに彼の顧客との太いパイプを繋げるべく、さまざまなメンバーが集められたのだった。これまで仕事では成功を収めてきた静緒だが、プライベートでは同僚・神野と別れたバツイチの身。勝手が違う外商の世界に戸惑いつつ、交渉成立を目指してお客様のところに足を運ぶがー。(BOOKデータベースより)

お仕事小説です。
しかし・・・今でもいるんだろうねー。
百貨店の店員が上流階級に「こんなものはいかがでしょうか?」と売りに来る。
バブルははじけたと思いきや、私の知らない世界は存在するらしい。

高殿さんの小説で好きな所は、トッカンでもそうだけど恋愛小説になりそうでならない。
そこが好きだー。
元の夫と一緒に呑んだりするんだけど、それはそれで終わり。
イヤな同僚(男)となぜかルームシェアすることになったんだけど、
そいつはゲイでいろいろな意味で問題がなかったという(笑)

百貨店の店員もいろいろ大変なんだなーと思いながらも、
芦屋という場所に憧れてみたりしました。
お金があるから言うワガママも強烈っていうか・・・( ̄▽ ̄;)

いったいどんだけ上から目線なんだよ。と驚きました。
個人的には静緒の元夫である神野の大人っぽさがかなり好きなのですが、
姑が最悪なのと浮気男だからなー。
やっぱりイヤだよな。
でも、一緒に呑むだけの相手としては申し分ないという・・・
結婚も難しいものです(。・ω・。)
14:41  |  高殿円  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2015.02.03 (Tue)

「剣と紅」 高殿円



剣と紅 高殿円

戦国の世、女地頭と呼ばれた徳川四天王・井伊直政の養母、井伊直虎。彼女の熾烈な一生を描く歴史エンターテインメント(BOOKデータベースより)

実在の人物じゃった・・・(。・ω・。)
戦国時代、ちょうど織田とか秀吉とか天下を統一する前の少し前の時代なんだよねー。
一番苦手な時代なんだけど。
戦国時代というだけあって、入り乱れててよく分かっておりません。

で、実在の人物。
井伊直虎。
男かと思いきや立派な女性。
男の中に混じって剣をふるう・・・ということではなくて。
すでに出家している尼さんなのです。

先を見通す能力があるということで井伊家の中でも小法師さまと呼ばれつづけ、
それがまた本人の苦悩の種でもあるのでしょうが、
混乱の時代を生き続けた人でありました。

この時代の女性たちは「政治」のために敵国や仲良くなりたい国へ嫁がされたようです。
そういうのもまた女の戦であります。
これはそういう戦い方をした女性たちのお話。

全く知らない人物だったのでまたネットを調べましたけれど、
ひとつ賢くなった気がします(笑)
08:49  |  高殿円  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.11.14 (Fri)

「シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱」 高殿円



シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 高殿円

2012年、オリンピック開催に沸くロンドン。アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、早々に除隊したものの、物価の高さと仕事のなさに鬱々としていた。このままでは路頭に迷ってしまう。そんな折、友人ミカーラからフラットシェアをすすめられた。シェアの相手はシャーリー・ホームズ。ちょっと変わった女性だという。だが、実際に会ったシャーリーは、ちょっとどころではなく変わっていた。乗馬服に身を包んだ清楚な美貌、人工心臓を抱えた薬漬けの身体、初対面で経歴を言い当てる鋭い観察眼、死体置き場で寝起きする図太い神経。なにより驚いたのは、彼女が頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう、世界唯一の顧問探偵であることだった。ベイカー街221bで同居を始めてまもなく、ヤードの女刑事グロリア・レストレードが訪ねてきた。死体がピンク色に染まる中毒死が続発しているらしい。いまだ無職のジョーはシャーリーに連れられて調査に赴く。それは二人がコンビを組む、初めての事件だった。目覚ましい独創性と原作への愛に溢れた、女性化現代版ホームズ・パスティーシュ登場!(BOOKデータベースより)

【目次】シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱/シャーリー・ホームズとディオゲネスクラブ



ホームズもワトソンもあの人もこの人も(誰だっけ?)ぜーんぶ女性。
あの刑事ともーりあてぃ・・・だっけ?
とにかく全部女性です。
あ。ミセス・ハドソンは機械(笑)
そんなぶっ飛んでる設定ですが、登場人物を女性にしてもなんとなく物語は進む。

今回は女性ならではというか、なんというか・・・
タイトルが「緋色の憂鬱」とありますが、「緋色」は憂鬱よねー。
そうよねー。
かったるいよねー。

と、まぁそんな話(笑)

高殿さんも何気にシャーロキアンのようで、ツイッターでシャーロックホームズのドラマを見て
(ワトソンが女性役のだそうです)、自分だったらホームズも女性にするのにーー。
と、ツイートしてたら企画が進んだらしい。

いろいろな意味で現代だ・・・

シャーロックホームズという下地があればいくらでも続編が出来そうです♪
14:07  |  高殿円  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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