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2016.10.04 (Tue)

「身代わり」 西澤保彦



身代わり 西澤保彦

身代わりの、身代わりの、身代わりは、身代わりの、身代わりだったー!?名作『依存』から9年。変わらぬ丁々発止の推理合戦、あの4人が長編で元気に帰ってきた!書き下ろし長編ミステリ。

シリーズものの第6作目をいきなり読んでしまったという
最近ではない失敗(´⌒`。)

っていうか・・・西澤作品を結構読んでいるつもりだったけど
慢心以外の何物でもなかった(笑)

おかげで登場人物の関係性やら背景が分からず読み終わった後にwikiで
調べるという・・・あぁ・・・バカ。

まぁこの本だけでも単品の殺人事件ものとしては楽しめるのですが
要所要所に登場人物の意味深な何かを書いているのでそっちも気になりました。

ケータイのない時代の話。
「電話を貸して」と友人の家に行くっていうのが昭和っぽくていいなぁ。

実際の殺人事件ものとしては「なるほどねー」と思いましたが、
都市伝説を自分で作るっていうのは、なんかありそうで怖いなと。
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2016.07.22 (Fri)

「聯愁殺」 西澤保彦



聯愁殺 西澤保彦

大晦日の夜。連続無差別殺人事件の唯一の生存者、梢絵を囲んで推理集団“恋謎会”の面々が集まった。四年前、彼女はなぜ襲われたのか。犯人は今どこにいるのか。ミステリ作家や元刑事などのメンバーが、さまざまな推理を繰り広げるが…。ロジックの名手がつきつける衝撃の本格ミステリ、初の文庫化。

これは好き。

でも、好き嫌いはわかれると思う。
わかれると思うけど・・・この終わり方は好きだーーー。

そんなひねくれた感性を持つigaigaのブログへようこそ(笑)

最初から梢恵は「私はなぜ殺されるところだったのか動機を知りたい」と言っているワケです。
そこは一貫しているのです。
で、大晦日の夜にミステリー作家とか元刑事とかがあーだこーだと推理合戦するのです。

大晦日の!!
夜に!!
みんなヒマ!!!


で、真相があって納得して・・・それでもって・・・
あっはっはー。という終わり方。

好きです(笑)
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2016.07.13 (Wed)

「回想のぬいぐるみ警部」 西澤保彦



回想のぬいぐるみ警部 西澤保彦

則竹女史の友人が遭遇した事件の真相、江角刑事が若き日に出会ったとある事件関係者の真実など、ぬいぐるみ警部をはじめ個性的な部下たちが活躍する全五編。ますます冴える推理と美貌で周囲を驚かせる音無警部だが、少しずつぬいぐるみへの偏愛ぶりが知られ始めて…。強烈キャラクターも加わり、さらにパワーアップしたユーモア本格推理最新刊。

【目次】
パンダ、拒んだ。/自棄との遭遇/誘う女/あの日、嵐でなければ/離背という名の家畜


4話目と5話目が面白かった。
ってことで・・・あらら。
ぬいぐるみが殆ど活躍してない話だった(笑)

別にぬいぐるみなくても。
と、思う。この濃すぎるキャラで突っ走ればそれでよろしいのではないかと思うのでありますよ。
まぁ作者さんもそう思っているのか、ただぬいぐるみだけ登場して別にそこにある
ぬいぐるみが事件解決のカギに・・・という話はあったけど、全部じゃなかった。

佐智枝の妄想も今回はなく、あらら。ここをはずしたか。
美月というライバルなんだかなんなんだか分からん高校生も準レギュラーになった
ことですし、この後も続きそうなシリーズです。
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2016.04.18 (Mon)

「赤い糸の呻き」 西澤保彦



赤い糸の呻き 西澤保彦

結婚式場へ向かうエレベータ内で、指名手配犯を監視していたふたりの刑事。突然の停電後に、なんと乗客のひとりが殺害されていた。もっとも怪しいのは、手や服を血で汚した指名手配の男だが…。表題作「赤い糸の呻き」をはじめ、犯人当てミステリ「お弁当ぐるぐる」、都筑道夫の“物部太郎シリーズ”のパスティーシュ「墓標の庭」など、全五編を収録。“西澤保彦ワールド”全開ともいえる、著者入魂の短編集。

【目次】(「BOOK」データベースより)
お弁当ぐるぐる/墓標の庭/カモとネギと鍋のなか/対の住処/赤い糸の呻き


ぬいぐるみ警部の話があった。
これで評判が良かったから単行本として出版したのかなー。

確かにこの短編1つで終わらせるにはキャラが濃すぎて(笑)
警部のぬいぐるみ愛も面白いが、警部を射止めようとする則竹もおもろい。
しかしこのぬいぐるみ警部は「あなたが名探偵」というアンソロジーに載ってて
しかも私読了済みでした。記憶の片隅にもありませんでしたが、
ブログにありました(笑)

個人的には表題作も好きだけど。
赤い糸・・・なるほどー。
っていうかラストに驚きましたが。
面白かったです。

短編ながらどの話も全く違ってて面白かったです。
「対の住処」の女性刑事もユニークで面白かったですしね。
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2016.02.29 (Mon)

「帰ってきた腕貫探偵」 西澤保彦



帰ってきた腕貫探偵 西澤保彦

街のいたるところに突如現れ、市民の悩みを解きほぐす「櫃洗市一般苦情係」の職員、通称・腕貫探偵。その日、彼のもとにやって来たのは一週間ほど前に亡くなったという女性の霊だった。彼女はベストセラー作家・越沼霞巳と名乗るが、その作家は五十年前に亡くなっているはずだ。五十年前に死んだのは誰だったのか?なぜ女性の魂は今なお現世を漂っているのかー。シリーズ史上、最も不可思議な謎を腕貫探偵が鮮やかに解く!!

【目次】
氷結のメロディ/毒薬の輪廻/指輪もの騙り/追憶


キャラ本として読んでいるのか、ユリエと腕貫さんの絡みが少ないとガッカリしてしまう(笑)

話だけで行くと、最初の話がとても面白かった。
悪意がわかりやすかったというか。
女装している男というちょっと謎のナルシストが登場してましたが(笑)
「あぁ・・・こんな感じで悪意が伝染していくんだなー」と思ったので
面白く読みました。

ラストの話はちょっと「??」な感じ。
なんだかワケ分からないことするんだなーと当事者のことを思ったり。

それにしてもユリエはかわいらしくサッパリしてて面白い。
ユリエと腕貫の食事シーンが好きなので(本当に食べ物の描写が素敵なので)
今度があるならぜひ食事シーンをと思ってしまった。
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2015.03.25 (Wed)

「下戸は勘定に入れません」 西澤保彦



下戸は勘定に入れません 西澤保彦

大学で教鞭をとる古徳先生はバツイチ・独身の50歳。人生に疲れ、酔って死ねれば本望とウイスキー片手に夜道を歩き始めたが、偶然、旧友・早稲本と出会ってしまう。いまや堂々たる実業家のこの男は、かつて古徳の恋人を奪って結婚したのだった。気まずさに逃げようとする古徳だが、早稲本の誘いを断り切れず、豪邸のホームバーで杯を傾けることに。やがて、酔った2人は28年前の晩へとタイムスリップしてしまう。条件が揃うと、酒の相手を道連れに時間をさかのぼってしまう古徳先生。はたして失った恋の秘密を解き明かすことができるのか?前代未聞のタイムスリップ本格ミステリ!(BOOKデータベースより)

相沢沙呼さんが作品に太ももへの愛をこれでもかと書くのと同じように
西澤保彦さんの作品はお酒への愛をこれでもかとつぎ込む。

そんな本でした。

誰かと同じ酒を飲んでいると、何年か前の同じ日同じ曜日同じ酒を飲んでいたシーンに
意識だけタイムスリップするみたい。
例えば私とダンナが一緒にワイン(銘柄も同じでなくてはならないのでチリワインの「サンライズ」とする)を飲んでいると、ふと何年か前の同日同曜日、私とダンナがサンライズを飲んでいた時に意識が飛ぶんですってー。

6~7年に1回ってことですかね。曜日も一緒ってことは。
まぁそんな感じなんだけど、でも意識だけのトリップなので別に何ってことはないんだけど
また元の世界に戻って「実はこうこうこうだったのではないか」と考えるんだけど・・・

連作短編みたいになってますが、冷静に考えると幸生父がロクでもないので
こういう事が起こったのではないかと思うのですよ。

今回の大収穫は「赤玉ポートワイン」の飲み方。
この本に赤玉ポートワインなんぞが出てきまして
「甘くて飲まれないんじゃないか」と思っていたら作中でもやっぱりそういう事が書かれてまして。
ソーダとレモンで割ったらいいとありました(〃∇〃)
我が家には赤玉はないんだけど、甘くて飲めないワインがありまして。
(懸賞で2本セットであたったのですが1本飲んであまりの甘さに撃沈して、残りの1本に手を出せませんで)
炭酸とレモンで割ろう~。とダンナに話したら
「それだと味が薄まるからそれに焼酎混ぜたらいいんじゃないか」と
真面目な顔で言われました(´・ω・`)
なんか変な味になりそう。
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2015.01.28 (Wed)

「スナッチ」 西澤保彦



スナッチ 西澤保彦

22歳だった。次の日、ぼくは53歳になっていた。空白の31年。ぼくは、きみは、ぼくたちは、少しは幸せだったのだろうか。彼を襲ったのは、不条理でやりきれない、人生の黄金期の収奪。あらかじめ失われた、愛しい妻との日々。おぼえのない過去を振り返る彼に、さらなる危険が迫る。(BOOKデータベースより)

かなり変な本だった(笑)

変な設定で、変な話。
で、終わり方もあっけなく、読み終わって「あれ?なんだったんだろう?」と、思うんだけど、それでも読んでいるときはページをめくる手が止まらない。そんなユニークな本でした。

帯の内容(殆どBOOKデータベースと一緒)で手に取ったから、まさか・・・

謎の雨が高知県に降り、そこで主人公他、何人もの高知県民が謎の生物に体を乗っ取られ、そして、元々の「ぼく」の意識が戻ったのが31年後ってwww

凄い本でしょう。

でも、そういうのが「ぼく」一人ではなかったので、ちゃんと行政も認識してそういう「対策本部」というか「課」があるとういのがまたユニークで・・・

それまで体を乗っ取っていた「僕」もまた冷静なのだ。
「ぼく」の意識が戻ったのを認識した「僕」は市役所に行って手続きする。

しかし、SFかと思いきや、なんか連続殺人事件とか起きるし。
31年ぶりに意識を復活した「ぼく」は31年後の世界に戸惑う。
まぁねぇ~。

で、読み終わると「あれ?なんだったんだ」と思うんだけど、
とりあえず設定がユニークすぎてあっという間に読み終わりました。
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2014.12.10 (Wed)

「夢は枯れ野をかけめぐる」 西澤保彦



夢は枯れ野をかけめぐる 西澤保彦

羽村祐太、48歳独身、求職中。でも意外と、名探偵かもしれない。円熟のトリックが冴え渡る西澤ミステリの新境地。(BOOKデータベースより)

【目次】迷いゴミ/戻る黄昏/その日、最後に見た顔は/幸福の外側/卒業/夢は枯れ野をかけめぐる


羽村さんが人畜無害系で、穏やかで落ち着いた感じの人なのですが、
いかんせんテーマが重すぎる( ̄▽ ̄;)

全ての話に老人介護の問題が登場します。

読んでると辟易するよー。
我が家にもここまでのレベルじゃないけど、それっぽい方が存在しているので、
読書に安らぎを求めるわたしとしてはかなりキツい。
現実に引き戻されるので。

で、最初の話。
失業した羽村にゴミの分別を頼む元同級生。
「特にすることもないし」と受け入れる羽村。
人の家のゴミなんて絶対イヤだーーーー。
でも、昔の人ってゴミとか分別しないよね。
今は自治体も難しくなってきたし。
と、いろいろと余計な事を思ってしまった。
短編扱いになってますが、話は続き、ラストは・・・

うぅーーーーーーーーーーー。

そうか。

それはそうと、今まで結婚したことのない羽村さん。
若いときに母親が家を出て、それ以来お金がすべてみたいな感じになってる
のかどうなのか。
「結婚といっても所詮は他人と暮らすこと。おちおちと寝てられない」
というくだりがなんだか笑えて仕方なかった(´∀`)
確かに寝てられないんじゃ結婚は無理だろー。
08:53  |  西澤保彦  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.08.08 (Fri)

「幻視時代」 西澤保彦



幻視時代 西澤保彦

文芸評論家の矢渡利悠人、彼の高校の後輩にして小説家のオークラ、編集者の長廻の三人は、立ち寄った写真展で、ある一枚の写真の前に釘付けとなった。18年前の大地震直後のその画面には、瀕死の恩師・白州先生と大学生の悠人、そして一人の少女が写っていた。少女の名は風祭飛鳥。悠人の同級生であり、淡い初恋の相手…。しかし、大地震の4年前に起きた「女子高生作家怪死事件」の被害者で、この時すでに死亡していたはずー!?心霊写真なのか?いや、飛鳥が生きているのか!?22年の時を超え、悠人ら三人が超絶推理の末、辿り着いた迷宮入り事件の全貌と、驚愕の真相とは!?書き下ろし長篇ミステリ。(BOOKデータベースより)

表紙のうさんくさい(?)イメージとは違って本当に面白かったです。
最初はSFか何かなのかな?
と、気に病んでましたが(笑)、読んでみたら普通のミステリで・・・・





良かった(。・ω・。)






と、普通のミステリ好きの私でした。
その普通のミステリにたどり着くまでに、高校生の軽はずみな行動があったり、
「バレない」と思うんだろうねー。
そこが浅はかなんだよー。

そういう「浅はか」を経て、殺人事件があっての、解決。
解決は3人で飲みながらあーだこーだの議論。
ちょっと楽しそう。
08:23  |  西澤保彦  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2014.06.21 (Sat)

「探偵が腕貫を外すとき」 西澤保彦



探偵が腕貫を外すとき 西澤保彦

安楽椅子探偵の新ヒーローは、正体不明な公務員!(BOOKデータベースより)

【目次】
贖いの顔/秘密/どこまでも停められて/いきちがい


腕貫探偵シリーズも出世したなーという感じではあります。
最初の頃を思うと考えられない(笑)
まぁそこにはユリエと腕貫さんとの関係もあるのではないかと思うんだけどね。
それと文庫版の表紙(今回の表紙も同じ)

ユリエのサバサバしたところが大好きですが、
この中で一番好きなのが実はユリエの登場してない「秘密」でした。
ユリエと腕貫さんが登場すると食べ物の描写が美味しそうでお腹が空きます(笑)

しかし、ユリエもまた腕貫さんの名前知らないのか・・・。
そして、腕貫って・・・一昔前の公務員しかしてないですよね。
今もしてる公務員いるかなー?
腕貫をはめているとワイシャツの袖口が汚れないとかそういう理由を考えると
パソコンを主に使うこの時代ではあまり使っている人っていないんだろうなー。
それを考えると、苦情係の腕貫さん、なぜはめてる?( ̄▽ ̄;)

すっかり人気シリーズ化したので次も楽しみです。
15:52  |  西澤保彦  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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