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2017.06.23 (Fri)

「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」 村上春樹



騎士団長殺し 村上春樹

その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降っていたが、谷の外側はだいたい晴れていた…。それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕れるまでは。

第一部しか手元になーい。
二部を読むのはいつになるか謎(笑)

出来れば早く読みたいと思うのですが、こればっかりはねー。

しかし・・・序盤は相変わらずの村上節で何というか・・・

お約束とも言えるやる気のあるのかないのか分からないような男が主人公で、
奥様に離婚を突き付けられ悲しみのあまり家を出ていく。
友人のお父さんが住んでいた山奥の家に住み、
週に1回の絵画教室のアルバイト(あ、主人公は画家)

で、絵画教室に来ていた女性2人と付き合う。
そして毎回の性描写(T_T)
昨日も書いたけど昼食後読んでるんだってば。

ってことで、うんざりしかけてたところで登場した「騎士団長」(・∀・)
全く何者か分からないんだけど、この全く分からなさが村上作品の初期によく
登場していた「羊男」を思い出す。
謎の金持ち、免色(めんしき)さんに頼まれ、秋川まりえの肖像画を描くことになったが、
この秋川まりえが何というか、薄気味悪い。
この薄気味悪さが心に残っているうちに第二部を読みたいなぁーと
思っております。
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2017.06.22 (Thu)

「密室本能寺の変」 風野真知雄



密室本能寺の変 風野真知雄

上さまをもっともお慕いしているのは、この光秀であるー天正十年(一五八二)六月一日。織田信長は茶会を催すため、わずか三十人の警護を伴って京の本能寺に入った。そこに集まったのは信長に恨みを持つ公家や豪商ばかり。警護の増員を求める森蘭丸の進言を、「防備は城塞のごとくで、寝所は密室。誰も入れぬ」と聞き入れない信長。一方、明智光秀は、此度の京入りは状況を過信したしくじりと憂えていた。そして、信長が誰かに殺されるのをみすみす許すくらいならばわが手で、と挙兵を決意する。だが翌日、本能寺を取り囲んだ光秀は、信長がすでに殺害されたことを知る。いったい誰が?どうやって?恋敵ではあるが、切れ者の蘭丸は何をしていた?憤怒に包まれた光秀の犯人捜しが始まった!

・・・っていう「とんでも」な展開でありました。
「先に殺そうと思ってたのにっ!!」
ってことで地団駄踏んで悔しがる光秀です(笑)
「一体だれが殺ったんだ!?」
と、探偵役をやっておりました。

まぁそれは物語の後半なんだけど、前半がねぇー。
BLだった(´・_・`)

わたし、普段昼休みに本を読むのに。
織田信長と森蘭丸のご寵愛の様子を読まされても・・・( ノД`)
(まぁ史実通りなのだろうが)

しかし、そういえばわたしは森蘭丸についてほとんど知らなかったのだけど、
この「本能寺の変」で死んでたのかー。
しかも18歳。
気の毒に。

・・・いろいろな意味でも。

そうか。「はいからさんが通る」の蘭丸はこの森蘭丸からきてたのか。
と、今日ようやく気付きました。

この「とんでも設定」ではありましたが、織田信長が困った人であって、
躁鬱の気が激しくて、いろいろと家来泣かせであったっていうのは
どの本を読んでも一緒みたい。
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2017.06.21 (Wed)

「心霊探偵八雲 亡霊の願い」 神永学



心霊探偵八雲 亡霊の願い 神永学

八雲と晴香が通う大学は、まもなく学園祭を迎えようとしていた。サークル発表に向けて練習にいそしむ晴香だったが、友人から心霊絡みの相談を受け、八雲に助けを求めることに。大講堂に現れ演劇の邪魔をする幽霊、呪われた女と背後につきまとう怒りに満ちた男の霊、観ると女の幽霊が現れる呪いのビデオ…。3つの事件の真相を、八雲の赤い左眼が鮮やかに解き明かす。1冊で楽しめる外伝シリーズ、初短編集!

【目次】
劇場の亡霊/背後霊の呪い/魂の願い/その後


相変わらず6巻以前の設定になっていると思います。
後藤が刑事だったり、八雲が黒コンタクトで目を隠したり、

晴香パパと八雲が会う前だし(・Д・)

ってことで、娘を溺愛する水死したお父さん幽霊が
悪意があろうと好意があろうとにかかわりなく、娘に近づく男に
取り憑いてしまうっていう、結果を見れば笑ってしまう内容もありました。

これは・・・子供のころに読んだ「おとうさんは心配性」を超えるお父さんではなかろうか!?
晴香もその結果を知り、心の中で
「八雲とお父さんが会ったらどうなるんだろう?」
なんて想像するが、実際はひどかったですよ。晴香さん( ノД`)

連作短編でしたが、まぁ予想通りあっという間に読みました。
よし。次こそは本編!
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2017.06.20 (Tue)

「今朝の春」 高田郁



今朝の春 高田郁

みをつくし料理帖の第四弾ですが・・・
BOOKデータベースないのかなー。楽天にもアマゾンにも載ってないので・・・
まぁ仕方ない。
あらすじ抜きで書きます。

今回は小松原のお母さまが登場します。
冷静に考えると怖い展開だけど(笑)
自分の息子が結婚もしないで何を考えているのか!?
探ればどうやら「つる家」という店にお気に入りの娘がいるらしい。
なんと!つる家の奉公人なのか。
そんな身分違いの娘に大切な息子はやれん。

でも、この「ははきぎ」は美味しい。
いい娘ではあるのねー。

・・・的な。
こわいよ(笑)
で、ははきぎ⇒とんぶりのことでした。
まぁ小松原のお祖父さんが鹿角という設定のせいもあるのか
とんぶりは馴染みのある食べ物です。
今度食べよう。
そうそう山芋と一緒に食べるとおいしいのよねー。

毎回2話目が野江ちゃんとの話になりますが、劇作者が野江ちゃんの話を
書こうとするんだけど、それを阻止したい澪。
劇作者が決めた方法は想像つかなかったけれど、よく考えると
それしか方法はないような気がする。

今回も澪と小松原とのやり取りにほんわか心が温かくなり、
でも、切なくて泣けます。
シリーズ終了している物語であるのでどういう終わり方になるのか・・・
心配です(o´・ω・`o)
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2017.06.19 (Mon)

「サイレント・マイノリティ」 下村敦史



サイレント・マイノリティ 下村敦史

新宿の路地裏で殺されたシリア人の男性。彼の妻は事件以後、未だに行方不明のままだという。フリージャーナリストの山口秋生は彼と交流のあったアルバクル一家の取材中、隣に住むシリア人の親子が東日本入国管理センターに収容されていると知る。一方、東京入国管理局の難民調査官・如月玲奈は、シリアから逃れてきた父と娘に聞き取り調査を行う。難民認定を切実に訴える父に対して娘は、「お父さんは日本に住みたくて嘘の話をしています」と異なる証言をする。どちらかが嘘をついているのか?困惑する玲奈の元に来た山口の取材申し込みから、事態は誘拐・脅迫事件へと発展していくー。乱歩賞作家による、疾風怒涛の最新ポリティカル・ミステリー!!

難民調査官」パート2です。
そういえばこういう主人公だった。という・・・
あまり特徴的ではない人でした。
まぁテーマが難民なのであまりアクの強いのを持って来られてもこまるか。

しっかし・・・シリアからも来るんだね
難民申請。
まぁ来るかもしれないけれど・・・
たまたま今日新聞で読んだんだけど、中東の女性っていうのは本当に自由がなくて
13歳14歳で結婚する人も多いみたいです。
もちろん、親が結婚させるのです。
この本でもそういう事に触れてまして、決して小説の出来事ではないと思いました。

長谷部先輩に関しては・・・これは本当にただただ奇蹟的というしかなくて。
でも、そんな危ないところに行くんじゃないわよ。
なんて思います。
思想が違うのであれば、こちらの常識なども通じませんし。

こういう事が今起きているのかと。
いつ原稿書いたのか分からないけれど、リアルに「共謀罪」の話があったー。
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2017.06.17 (Sat)

「バチカン奇蹟調査官 ゾンビ殺人事件」 藤木稟



バチカン奇蹟調査官 藤木稟

イタリアの森で、男女がゾンビに襲われるという衝撃的な事件が発生した。カラビニエリのアメデオ大尉は、天才少年にして凶悪犯罪者でもあるローレンを頼ることに。ローレンに心酔する心理捜査官のフィオナと共に捜査を開始するが、さらに大量のゾンビが発見され!?(表題作)FBI捜査官のビルが奇妙な誘拐事件に巻き込まれる「チャイナタウン・ラプソディ」、平賀とロベルトの休日の一幕を描く「絵画の描き方」など全4編!

【目次】
チャイナタウン・ラプソディ/マギー・ウオーカーは眠らない/絵画の描き方/ゾンビ殺人事件(独房の探偵2)


短編でスピンオフ的な本だったので気軽に読みました。

一番面白かったのが「マギー・ウォーカーは眠らない」ですが・・・
マギー・ウォーカーって誰だっけ?(・ω・)ゞ
自分のブログを確認しても出てこないんだよねー。
結構特徴的な雰囲気の人なのに・・・誰だっけ?
しかし、またこういう子供が登場したか。
ミレニアム4に出てきた子供&映画のマーキュリー・ライジングのサイモン。
きっとこういう子はものすごく頭がいいんだろう。

久々にビルが出てきて嬉しかったが、こういうことだったのか。
私が読む小説では主要メンバーがよくよく窓際に追いやられる(笑)

でもまた復活してほしいものです。

アニメ化になるようで、帯に「アニメ化!」ということで平賀とロベルトの絵が
載ってましたが・・・平賀・・・デコがひどい・・・(T_T)
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2017.06.16 (Fri)

「届け物はまだ手の中に」 石持浅海



届け物はまだ手の中に 石持浅海

楡井和樹は恩師・益子の仇である江藤を殺した。しかし、まだ終わっていない。裏切り者であるかつての親友・設楽宏一にこの事実を突きつけなければ、復讐は完結しないのだ。設楽邸に向かった楡井は、設楽の妻、妹、秘書という三人の美女に迎えられる。息子の誕生パーティーだというのに、設楽は急な仕事で書斎にいるという。歓待される楡井だが、肝心の設楽はいつまで経っても姿を見せない。書斎で何が起こっているのかー。石持浅海が放つ、静かなる本格。

面白かったです。
石持さんの本って妙に「閉鎖的」な本が多いよねー。

ずっと同じ場所でディスカッションしてるっていうか。
結構回りくどいんだよねー。
でも、この本は妙にスリリングで面白く一気読みしました。

主人公の楡井も「俺は復讐を果たしたんだ!どうだ!!」って江藤の生首持って設楽邸に行ったはいいんだけど、本人に会えないし、家族は妙に怪しい雰囲気を出してるし。
「なんなの??設楽は何かに巻き込まれてるの??」と気になって仕方なかった。

オチは私にとっては意外で「あれーーー??そういうことーーー??」と驚きました。
このラストを何と思うか。
人によって違うと思います。

ラストも個人的にはビックリで。
やっぱり女の人っていうのは強いのかと妙に感心しました(笑)
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2017.06.15 (Thu)

「はなとゆめ」 冲方丁



はなとゆめ 冲方丁

なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのかー。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて…。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説!

数年前に新聞小説で読んではいたんだけど、今回かりんトウさんからお借りして読んで~

「あれ?」

と、思ったら加筆修正あったみたい。
「文庫化にあたって」って書いてたけど、もしかしたら単行本の時も加筆修正あったのかなー。
なんか・・・中宮定子が割とあっさり亡くなっていたような。
でも、こういう場合って新聞読んでた時のインパクトが強くて自分の中で物語出来上がってたりするんだよね。
実際の加筆はここじゃなかったみたいな(笑)

それにしても中宮定子は可愛らしくて聡明な女性だったんだなーと。
ただただそれだけです。
清少納言を虜にし、枕草子を書くきっかけになった人。

枕草子は今でいうところのエッセイだったりブログだったり。
結構好き勝手書いていたようです。
それも「中宮様に笑ってもらいたい」という意味で書いているので当然と言えば当然のよう。

で、この本って解説もまたいいんです。
この時代の背景などがあって、枕草子が世に広まって
「あの時代はいい女房がたくさんいたんだね」
って言われ、その次の時代を生きた紫式部がかなり腹を立ててたとか(笑)

解説込みで読むと面白さ倍増です。
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2017.06.14 (Wed)

「古書屋敷殺人事件」 てにをは



古書屋敷殺人事件 てにをは

推理小説好きな高校2年生のひばりは古書店を営む枯鳥らと山あいの旧家へ。そこは大量の古書に埋もれた古書屋敷だった。その古書の買い取りのため、せどり師らと競って本の査定を始めるひばりたちだが、やがてひとつ目の殺人事件が…。女学生探偵・花本ひばりは事件を解決できるのか!?そのとき偏屈作家・久堂蓮真は!?大人気ボーカロイド曲「古書屋敷殺人事件」を作者が自らノベライズ!女学生探偵シリーズ小説版第2弾!!

戦後が15年前という設定なので、昭和37年くらいの時代背景かな。
横溝正史も真っ青になりそうな連続殺人が起きて、
でもって・・・ラストが・・・

もんのすごーーく混乱しました。

あれれ???
あの人だと思っていた人は、実はあの人で・・・で、
でも、さらに進化(?)してこの人になって・・・

で、ひばりちゃんの首を絞めて殺そうとしたのが実はあの人で・・?

えーーーー。分からなくなった(;´Д`)


っていうか、盛り込みすぎだよ。絶対。

このシリーズは先生とひばりの兼ね合いが楽しみの一つなのですが、
ドSでツンデレの先生がたまらなく可愛いと思う。うむ。

本を読んでいる途中でしおり代わりにページを三角に折ることを「ドッグ・イヤー」というらしい。折り目が犬の耳みたいなんだって。
この時代にそんな言葉があったかどうかは謎ですがw
私はこれは絶対にしなーい。
ほ・ほ・ほ・本を折るなんてっ!!!
しおりがない場合は、帯を使ったり、そこら辺の紙をはさんだり(先日はどなたさまの名刺使ったw)、
酷い時はティッシュペーパーをはさんだりします。
それすらない時は今のページ数を暗記します。

だからページは折らない・・・のよ。
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2017.06.13 (Tue)

「魅入られた瞳」 五十嵐貴久



魅入られた瞳 五十嵐貴久

正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。そんな折、社長の金城から任されたのは、商社マンの美しき妻・志津恵をクリニックへ送迎することだった。渋々引き受けた雅也だったが、一目で彼女に魅了される。着々と仕事を進める中、送迎車の消失や謎の男からの暴行など予期せぬ事態が起こる。探偵社の面々を待つ驚愕の真実とは!?シリーズ待望の第二弾!

南青山骨董通り探偵社2 で、ございます。
シリーズものなのですが、そういえばそうだった。こういう人たちだったー。
と、振り返り振り返り読んだのですが・・
主人公の何というか、この性格・・・とても嫌いです。

探偵にどんな夢と希望を抱いているのかは謎ですが、
このちんちくりんな男の成長を描くシリーズなのだろうか。
だとしたら・・・あと20冊くらいでないと成長できないんじゃないか・・・?

前の職場のまりあが可愛いんだよねー。
食べ盛りのオタク。
で、変なアプリを作る。
そのアプリが井上を助ける。
007のQのようでかわいいんです。
05:00  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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